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現代中国政治を読む の商品レビュー

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2021/05/27

90年代末刊行の中国政治に関する図書なので、今から見るとまだまだ中国を途上国として見なしている感はあるが、著者が指摘する農村-都市格差や社会主義と資本主義の内部矛盾、経済で勝つしか国を引っ張れないイデオロギー不在といった問題意識は今でも通用するかも。 故郷は群馬(図書館職員) ...

90年代末刊行の中国政治に関する図書なので、今から見るとまだまだ中国を途上国として見なしている感はあるが、著者が指摘する農村-都市格差や社会主義と資本主義の内部矛盾、経済で勝つしか国を引っ張れないイデオロギー不在といった問題意識は今でも通用するかも。 故郷は群馬(図書館職員) 所蔵情報: 品川図書館 209/Se22/51

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2013/01/22

・中国の政治体制について、歴史的背景も踏まえつつていねいに記述している。 ・実際にはどのような体制が取られているのか・・・共産党、国家、人民解放軍の3つのアクターがあり、強力な三位一体となっていることが特徴 真の「近代化」には、民主化が必要であるという考察も。 ・ただ、出版が...

・中国の政治体制について、歴史的背景も踏まえつつていねいに記述している。 ・実際にはどのような体制が取られているのか・・・共産党、国家、人民解放軍の3つのアクターがあり、強力な三位一体となっていることが特徴 真の「近代化」には、民主化が必要であるという考察も。 ・ただ、出版が1999年なのでいかんせん話が古い。江沢民がようやく実権を握ったころの話で、いまどうなっているのかは自分でさらに補う必要がある。

Posted byブクログ