あのときすきになったよ の商品レビュー

薫くみこ(著者),飯野和好

2010/05/30

2010.5 図書館
表向きは「きくちさん」と呼んでるけど 心の中では 「しっこさん」と読んでる ゆいこ。
少しづつ心が近づいて、最後に しっこさんが「まりかちゃん」になった。
いつも一緒に遊ぶ相手が親友なんじゃない、揺るぎなく ためらいなく相手を尊敬して 好きでいること。それが親友なんだね。単純だけど 意外と難しいこのことを 小学一年生に教えてもらいました。

2009/11/27

おしっこもらしてばかりの「しっこさん」。無口で無愛想であんまり好きじゃなかったけど、ふとしたときに共感できたり、何となく波長が合うのに気付いたとき、少しずつ仲良しになっていく。
人の評価なんて気にしない彼女に本当のやさしさを見て、あやまることから新しい関係を築いていくやさしい一冊。

2009/10/04

　いままで何度この本を小学校で読ませてもらったか。　こちらの思い入れが前に出すぎないようにさらりと・・を心がけながら。
　けれど毎回聞き手にちゃんとツボが伝わる。1-6年の混在集団に読んだとき、最後には高学年も黙る。そして微笑む。
　絵本は｢絵｣と｢文｣　そのことを実感できる一冊です。飯野和好のこの絵なくしてこの本なし。
　もう初めて読んだときにいっぱつですきになったよ、しっこさん。そのカッコいい｢男気｣に｢オトコボレ｣します・・ってなんで？｢菊池まりか｣は女の子なのに。私の絵本の中の好きなキャラ・ナンバー1はいまだにこの｢しっこさん｣＝｢菊池まりか｣だ！
　　で当然★5つ。

2009/10/04

わかめが２２の誕生日にくれました。超うれしかった！ほんとに素敵な話！いちいち、しっこさんがいい顔してる。ありがとうわかめ。

2009/10/04

Diary:2004/05/22
こども同士絶えずもまれながら、彼らなりに乗り越えていける力をちゃんと持っているんだ大丈夫と思いたい。親にもこどもにもかつての自分にも、エールをくれる作品。