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ナマケモノの不思議な生きる術 の商品レビュー

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2018/06/22

「いやいや、絵なんて とても とても」 と 描くことを拒否する大人は多い 「いやいや、人前で 歌うなんて」 と 歌うことを苦手とする大人も結構多い 「いやいや 毛筆なんて」 と 芳名録を苦手とする大人もかなり多い 「いやいや 英会話なんて」 と しゃべることを苦手とする大人も多い...

「いやいや、絵なんて とても とても」 と 描くことを拒否する大人は多い 「いやいや、人前で 歌うなんて」 と 歌うことを苦手とする大人も結構多い 「いやいや 毛筆なんて」 と 芳名録を苦手とする大人もかなり多い 「いやいや 英会話なんて」 と しゃべることを苦手とする大人も多い いったい 誰が そんな大人をつくって しまったのだろう 本書の第五章「嘘」と仮説の科学者たち が面白い。 ー私(著者)は、日本の理科系の学生は、ホラなど吹かず、もちろん嘘などとんでもないと考える、目のキラキラしたまじめ一方の人が多すぎると感じている。これが日本の自然科学をおもしろくないものにしている大きな原因だろう。 とおっしゃつている そう、あの「ゾウの時間ネズミの時間」の本川センセである。 巻末には、 本川センセイ作詞作曲の知的エンターテイメント満載の数々の「歌たち」が楽譜付きで載っている。 例えば、 「植物は光の子」「動物は動く」「細胞は10ミクロン」「ナマコの教訓歌」「棘皮動物音頭」… 「学ぶ」ことは 面白いことなのだ と 改めて 学ばせてもらえる一冊です

Posted byブクログ