あなたも妊婦写真を撮ろう の商品レビュー
『繁殖している』第一巻がでたときよりも時代意識は確実に春菊さんのほうに寄ってきている。「貞操感覚が無い」のは、自分の染色体を残すのには有利かもしれない、それは男女の別無しにだろう。 着床直後受精卵をいったん取り出して遺伝病・性別を判定する技術があると言う、それは「父親が誰か」にも...
『繁殖している』第一巻がでたときよりも時代意識は確実に春菊さんのほうに寄ってきている。「貞操感覚が無い」のは、自分の染色体を残すのには有利かもしれない、それは男女の別無しにだろう。 着床直後受精卵をいったん取り出して遺伝病・性別を判定する技術があると言う、それは「父親が誰か」にも適用されうる、誰の子かによって産むかどうか決めるような時代になるのだろうか?受精卵に人権があると言うと中絶も多胎児減数術もポスト避妊もいけないことになるのだが。男女同権では経済力のあるものが複数の異性と交際し、大多数は草食?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて。 副題に「『私たちは繁殖している』うらばなし」とあったので予約してみた。 うらばなしかもしれないけど、なんかこの人の違う本で読んだような…? でも楽しめた。この本は二人目を妊娠中に書かれたようだが、この後さらに二人生まれるんだよなーとか、ここに出てくる夫とは別れるんだよなーとか思ってしまって、この人の本はそういうリスクを背負っているものばかりだと思う。 わかってて書いてはいるんだろうけど。
Posted by
怖いもの見たさもありつつ。こういうのは考えてやったもん勝ちですね。「私たちは繁殖している」も数冊読んだけどこの人は毒々しく見える割に健康的で私は好きです。(桐切)
Posted by
妊婦写真がおもしろい。彼女の文章を読むと、頭の良い人なんだなと思う。ちゃんと自分で考えて行動しているもの。
Posted by
- 1