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2009/10/04

岡本太郎と常に一緒にいた岡本敏子さんが編集した岡本太郎の本。 この本を僕が読んだきっかけは、今から10年ほど前、南青山にある岡本太郎さんの元アトリエだった岡本太郎記念館を訪れたことでした。 そのときに岡本敏子さんが、太郎さんや太郎さんの作品のことを、とても嬉しそうに語ってくれた...

岡本太郎と常に一緒にいた岡本敏子さんが編集した岡本太郎の本。 この本を僕が読んだきっかけは、今から10年ほど前、南青山にある岡本太郎さんの元アトリエだった岡本太郎記念館を訪れたことでした。 そのときに岡本敏子さんが、太郎さんや太郎さんの作品のことを、とても嬉しそうに語ってくれたのが、何だかすごく心に沁みてきて・・・。 その後、この本を入手し、気がついたら熟読してしまいました。 それまで、岡本太郎さんのイメージはテレビやCMでの奇行が先行している人も多かったようです。僕もそんな一人でした。 でも岡本敏子さんが、太郎さんのことを「こんな風に考えて、この作品を作ったのよ」なんて満面の笑みで言っている姿を見て、これまでの「作られた」イメージとは違う何かを感じました。 そして、この本を読むと、実際に岡本太郎さんがどういうことを感じて行動していたかを少しわかったような気がします。 岡本敏子さんがずっと探していた「明日の神話」という作品も、渋谷に設置されることが決まったようですし、 まだ岡本太郎さんのことを、あまりご存知ない人は、ぜひ読んでみてください。 岡本敏子さんが編集された本なので、文章も読みやすいので最初に読む「岡本太郎」本としておすすめです。

Posted byブクログ