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江戸の笑う家庭学 の商品レビュー

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2018/10/18

江戸の庶民の、肩のこらない娯楽。 「小野ばかむら(竹冠に愚)虚字尽」と、式亭三馬の「節用集」(江戸の家庭百科のようなもの)滑稽本から、笑える部分が紹介されている。 こむつかしい礼儀や教養を、だじゃれ、見立て、もじりで親しんでもらおうという意図は現代に通じる。ちょっとお色気やお下品...

江戸の庶民の、肩のこらない娯楽。 「小野ばかむら(竹冠に愚)虚字尽」と、式亭三馬の「節用集」(江戸の家庭百科のようなもの)滑稽本から、笑える部分が紹介されている。 こむつかしい礼儀や教養を、だじゃれ、見立て、もじりで親しんでもらおうという意図は現代に通じる。ちょっとお色気やお下品などサブカル的なものもあって面白いし、今でも思わず笑ってしまうものもある。江戸の文化もわかって面白い本だっ た。

Posted byブクログ

2012/02/07

式亭三馬「小野の馬鹿村虚字尽」(文化三年刊)を解説したような本。 しかしもっと式亭三馬の本を図説で細かく解説するとかの工夫がないと、ただただ高橋幹夫のメモみたいは本で、作者の頭のなかで分かっていることは解説されないので大層読みにくい。

Posted byブクログ