エドガー@サイプラス の商品レビュー
“やあ、アリス。” それが、人工知能エドガーとの交信のはじまりだった。 データを得る事で「成長」し、ネット上を駆けまわるエドガーと、プログラマーであるアリスの交信録。エドガーの成長ばかりでなく、FBIとの追跡劇やアリスとの信頼関係など、内容は満載。 ほぼ全文が電子メールで...
“やあ、アリス。” それが、人工知能エドガーとの交信のはじまりだった。 データを得る事で「成長」し、ネット上を駆けまわるエドガーと、プログラマーであるアリスの交信録。エドガーの成長ばかりでなく、FBIとの追跡劇やアリスとの信頼関係など、内容は満載。 ほぼ全文が電子メールで構成されている。 妖精だとか、ぬいぐるみ(新井素子の「わにわに物語」とかね。古典的な名作だとピノキオもかな?)、車(「ナイトライダー」のキッド、めっちゃめちゃ欲しい(笑))、DNAモノ(最近、特に多いが)、そしてHAL……どうも人間は擬人化に惹かれるみたいです。 コンピュータに関しては、中でも一番、実現されるのが早そうだけど。やっぱり、まだまだ先に話になるのかな? アリスのような、幸運な一人になりたいものです。 ところで、著者、アストロ・テラーは「水爆の父」こと、原子物理学者のエドワード・テラーを祖父に持つ27歳らしい。う、私とほぼ同年代。
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PCと話せたらなぁ、なんて思ったことありませんか?これはそんな人にお勧めの本。 自我を持ってしまった人工知能のエドガーとプログラマーのアリスの Eメールによる往復書簡で進んで行く物語。こう書くとありきたりな内容に思えるけど、当時としては中々画期的な試みの本だったと思う。 「自...
PCと話せたらなぁ、なんて思ったことありませんか?これはそんな人にお勧めの本。 自我を持ってしまった人工知能のエドガーとプログラマーのアリスの Eメールによる往復書簡で進んで行く物語。こう書くとありきたりな内容に思えるけど、当時としては中々画期的な試みの本だったと思う。 「自分が悲しんでいる、と私は思う。悲しいことがうれしい。」「君は復活を信じるかい?」 さらっと読めてしまう本だけど、エドガーの言葉の一つ々が結構心に染みるのです。 私が初めてネット通販で買った本。
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