西の善き魔女(4) の商品レビュー
遠い南の地で、ついに…
遠い南の地で、ついにフィリエルとルーンが再会を果たす。このシーンは本当に感動ものです!でも、すぐさまどこかに飛ばされて消えてしまうフィリエルのトラブルメーカーっぷりが彼女らしい。竜、世界の壁など、物語の根幹に関わるキーワードが集まり始めます。
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前巻のラストがあまり…
前巻のラストがあまりにも切なかった為、なかなか気持ちの切り替えができませんでした。でもフィリエルは強し。信ずるものがあるということは素晴らしい^^ 学園編で登場したイグレシアス。ひょんなことからフィリエルの同行者となります。
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竜退治に出かけたユー…
竜退治に出かけたユーシスを追って、共に南へと向かうフィリエル。ルーンを失った辛さを身にまとい、誰にも言えない決意を持って少女は道を進む。
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面白くなってきました。 やっとフィリエルがフィリエルらしく暴れ始めるので、なかなか痛快です。 加えて思わぬ人物がこんなに暴れてくれるとは。 彼女は好きだったので嬉しい。 それはそうと、ルーンの性格のせいでこんなに回り道 してるんだよな…彼がやっとフィリエルに白旗をあげたので(大...
面白くなってきました。 やっとフィリエルがフィリエルらしく暴れ始めるので、なかなか痛快です。 加えて思わぬ人物がこんなに暴れてくれるとは。 彼女は好きだったので嬉しい。 それはそうと、ルーンの性格のせいでこんなに回り道 してるんだよな…彼がやっとフィリエルに白旗をあげたので(大笑)、 次巻、大筋のクライマックスへなだれこむ模様。 まぁ、外伝が3冊出ていて、ここまで読んでやっと完結の ようなので、やっと折り返しといえば折り返し。 まだまだ楽しみです。
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いよいよ大詰め。 ここへ来て世界の神秘に触れるわけですが、いや~、最終巻を目前にして更に謎が深まるとは思いも寄りませんでした。 しかし中間点を過ぎたわけで、あとは昇る一方と言う空気感が気持ちよく、やはり自分は“ハッピー”好きなのだと痛感。 そんなバカな! と思えるような出逢い...
いよいよ大詰め。 ここへ来て世界の神秘に触れるわけですが、いや~、最終巻を目前にして更に謎が深まるとは思いも寄りませんでした。 しかし中間点を過ぎたわけで、あとは昇る一方と言う空気感が気持ちよく、やはり自分は“ハッピー”好きなのだと痛感。 そんなバカな! と思えるような出逢い、再会、ハプニング・・・ファンタジー小説の醍醐味を網羅した一冊に仕上がっていると思います。 ひねくれた見方をしてしまえば“そんなバカな”で終わりですが、よくよく考えてみれば、ドラマチックだからこそ小説になったと言うわけで。 主人公ばっかりが運が良いのでは無く、嘘みたいに運が良いから主人公になれたのです。 当たり前に平凡な人物ではそうそう主人公にはしてもらえませんとも。 今回何とも詩的と言いますか、ミステリアスな一幕がありまして。そこが私は好きですね。説明し過ぎない“?”なところが良いです。荻原先生ファンになったきっかけである作品“これは王国のかぎ”のクライマックスを彷彿とさせる、ファンタジーならではの雰囲気、内容。好きですねえ。 これまで名前しか登場しなかった土地、生き物も登場して、勿論これはファンタジー世界ですが、“事実は小説より奇なり”を地でいく主人公たち。 不思議は実在する、いや、かえって何があっても不思議では無い、と思わせてくれますよ。 本編完結作となる次巻でどこまで伏線、謎が回収されるやら楽しみです。
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「あたしは、どこへでもついていくから。それが引き起こすことについては、責任をとるから。自分が何をしているか知らないなどとは言わない。でも、ルーンといっしょに、謎に向かっていきたいのよ」 いよいよ4巻に入ってきて、 相変わらずフィリエルの突拍子のない行動に 少々辟易しながらの読み...
「あたしは、どこへでもついていくから。それが引き起こすことについては、責任をとるから。自分が何をしているか知らないなどとは言わない。でも、ルーンといっしょに、謎に向かっていきたいのよ」 いよいよ4巻に入ってきて、 相変わらずフィリエルの突拍子のない行動に 少々辟易しながらの読み進めでした。 物語はとても面白いのだけれど、どうしてもフィリエルの行動が気に食わないわ!! それは、私がもうおばさんになってしまったからかなぁ・・・。 もっと幼い頃に読んだら、それなりに、楽しめたかな。 それに、よくよく考えると、この巻はラブ要素が満載で、 その点でも、面白い、のかもしれないのだけれど、 私はなんだか、しら~~って読んでしまった、、、やはりおばさん、、、 自分のおばさん化をとても感じてしまった1巻でした。 【6/15読了・初読・市立図書館】
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2回ある、ルーンとフィリエルの再会の場面が好き。 1回目は、「なんてばかなんだ」 ああ彼だ、と思った。 2回目は、「消えないでくれ、頼むから!」 そのあとは、彼の素直な思いが吐き出されて、色んなわだかまりが溶けていくようで、今までフィリエルが頑張ってたこと、すべてが報われた気がした。 世界の果ての壁とか、竜と壁の関係とか、ヘルメスの正体?とか、ここへきてさらにいろんな伏線が張られて、どうなるのか~、回収しきれるのか~、大丈夫か~、と思っていたら5巻は案の定でした。
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いま手元にないのであやふやなんですが、この辺りから大分核心に触れていきますよね、確か。あれ、竜退治が先だっけ。ユーシスが鎧姿でフィリエルを抱きしめるシーン(ありました・・・よね?)、白鳥の小倶那と遠子にかぶるのは私だけ・・・?
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南の小国カグウェルから、竜騎士派遣の要請がなされ、東の帝国ブリギオンが西よりのオアシス国家トルバートに侵攻する。 北の大国グラールは混乱した。竜騎士として任命を受け、南に向かうユーシスを追うフィリエル。「竜は世界を解く鍵となる」と言う父の言葉の意味も分からぬままにかの地で彼女を待...
南の小国カグウェルから、竜騎士派遣の要請がなされ、東の帝国ブリギオンが西よりのオアシス国家トルバートに侵攻する。 北の大国グラールは混乱した。竜騎士として任命を受け、南に向かうユーシスを追うフィリエル。「竜は世界を解く鍵となる」と言う父の言葉の意味も分からぬままにかの地で彼女を待つものとは?
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西魔女第4作目。残されたフィリエルの決意、そして別れ。誰にも縛られない彼女が好きです。ドキドキさせられっぱなしの1冊。
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