【小説】銀魂 3年Z組銀八先生 の商品レビュー

大崎知仁(著者),空知英秋

2022/10/16

原作の空知英秋先生の空気感を上手く描写できていると思います
いわゆる銀魂構文、平成のオタク女が教室の隅で公害騒音レベルで叫ぶ「〇〇なんですけどおおお！」みたいなテンションも違和感なく表現できています
黒歴史において「〇〇ですかコノヤロー」（劣化坂田銀時ロールプレイ）などのたまった過去をもつ平成女オタクの皆さまに置かれましても、おメガネに適うラノベになっているんじゃないでしょうか
原作を尊重しつつ、かつ終盤では青春小説の物悲しさを銀魂のスパイスを効かせて書き上げています
空知先生の挿絵が空気感の醸成に１役買っていることもあるでしょうが、侮れないメディアミックスで完成度の高い作品です

2020/05/12

　高校以来の再読。久しぶりのラノベにテンションがついて行けなくなってしまい、動揺(最近青空文庫とか近代文学ばかりだったので余計)。銀魂は好きなので慣れてくると楽しい。今こういう時に何も考えず読みたいよね(褒めてるの？

2014/03/09

銀魂らしさがよく出ている。
こういう小説って、書き手によってちゃんとその世界感が表現されてなかったりして微妙なのですが、銀魂はよく出来ていると思います。登場人物たちの掛け合いが原作らしい。それでいて高校生らしくもある。ただ、やっぱり小説ですから、原作のように爆笑…とまではいかないですね。

2012/01/18

2012.01/18読了。
うーん、個人的には漫画やアニメの方が好きかも。まあ吹き出すくらいには笑えた。

2011/07/31

のりきれなかった本。アニメ映像としては伝わりやすいが、文体になると会話文ばかりになってしまう宿命がある。
小６女子に「おもしろい」と言われた。

2011/07/09

銀魂のノベライズ!!
文章がちゃんと銀魂でおもしろかった。
名言コーナーとかおまけとかが充実していて良かった。

2011/03/08

2011.03.07

アニメ、漫画ともに大好きで小説も読んでみたいと思い手にとりました。言葉の使い方があまり好きになれず、気になった。慣れればそんなんでもないかな…でも内容は面白かった。銀魂ならではの世界かなぁ…と。

2010/12/27

第一講　一〇〇点取らなくていい七〇点でいいって塾の先生言うよね
第二講　人をこわがらせるのも一つの技術である
第三講　野球するならこういう具合にしてはいけません
第四講　文化祭なんてつまんねえって言ってるくせに、ほんとはお前楽しんでるだろ？

2010/10/22

“なんというか、まあ、アンチテーゼに満ちた教師ではある。坂田銀八という人は。
教室だろうがどこだろうが、平気でくわえ煙草。さらには、教育者とは到底思えない、その死んだ魚のような瞳。
「つーか、おめーらよぉ、俺の登場までに原稿用紙十九枚も使ってんじゃねーよ。待ちくたびれちまったよ」
小説内の人物とは思えない、この不穏な発言。
野放図というか、破格というか、PTAの信頼度ゼロというか、とにかく教師の典型から大きく逸脱した人物なのである。
だが、この人が不思議な求心力のようなものも備えていることは事実で、今こうして銀八が教室に登場しただけで、あれだけ騒いでいたクラスメイトが、とりあえずは席に着き、彼の方に注目している。
銀八は出席簿をポンと教卓に放り出すと、いつものようにけだるげな声で言った。
「んじゃ、ホームルーム始めんぞー。日直、号令」
言われて、新八は今日の日直が自分であることを思い出す。
「あ、はい。きりー……」
と、新八が言いかけたところで、銀八が待ったをかけた。
「あー待て。今日から号令は『起立』『気をつけ』『礼』『銀魂』にする」”

原作そのままの雰囲気が嬉しい。
それに面白い。
しかし、銀八だと新八と字面が似てて、一瞬読み間違える。
あと、最初のカラーイラストの右端のお二人はだれだっけ？二つ括りと金髪っ子。

“「いいか、総悟」と廊下を歩きながら土方くんは言う。
「ちょっとでもおかしな真似してる奴がいたら、ソッコーで囲むからな」
「わかってまさぁ。どんなささいな悪事も見逃しゃしませんぜ」
言いながら、沖田くんはPSPに夢中だ。
「おめーはその液晶画面にどんな悪事を見つけるつもりなんだ？」
土方くんは静かにキレた。”

2010/09/17

3Z好きです＼(^o^)／

マンガ化して欲しいな＾＾

というか続き出て欲しい。
もう終っちゃったけど・・・