研究計画書デザイン の商品レビュー
文系大学院の研究計画書の全体像がわかるという点では役に立つ本。 ただ、著者の専攻に非常に偏った内容。 「研究計画書デザイン」というタイトルにするのであれば、もう少し研究計画書そのものを俯瞰した視点で書いて欲しかった。
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明確な目的を持たないまま大学院に入学してしまったため、 今後の指針を得ることを目的に読んだ一冊。 主に文系大学院の視点から内容が書かれており、実際の理系大学院にあてはめて考えづらいこともあると感じた。 大学と大学院の違いについて認識させられた。 非公開メモ
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現在修士学生ですが、学部卒論時に一度読みました。今一度修論前に読み返すと、この本に記載されていることは至極文系向けかと。実例も文系研究のまとめが多い印象。 実際理系の方であると、多少変わってくるのでこの本に記載されていることはあくまで参考レベルで良いと感じた。
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理系やMBAなど、実学系の大学院入試情報を扱う本が多い中でこれは文系の人にとっては大変役に立つことででょう。 大学院という進路を諦めることも含めて、自分にとってどう進むのが良いのか、冷静に考えさせてくれる一冊でした。 何故私にとってこの研究は意義があるのか。それをどう今後に活...
理系やMBAなど、実学系の大学院入試情報を扱う本が多い中でこれは文系の人にとっては大変役に立つことででょう。 大学院という進路を諦めることも含めて、自分にとってどう進むのが良いのか、冷静に考えさせてくれる一冊でした。 何故私にとってこの研究は意義があるのか。それをどう今後に活かすのか。 一番根本的なことから積み上げた先に院試があり、更に在学中の学びがあり、卒業すれば指導者という頼りどころはなくとも、自分でテーマを見つけ、まとめていかなくてはなりません。 それが他者にとって共有する価値のあるものでなくては、自分がただ書いたり言ったりしているだけでは、自己満足なだけ。なにも生み出さないし意味がなくなってしまうんだという意識をしっかり持つには大変役に立ちました。 平易に読めて、内容はわかりやすいので、これから大学院に進もうかと検討している方には、とても参考になるはずです。院生の生活が、具体的にイメージできて良かったですよ。
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大学院入学前に読みました。 このおかげで、研究計画書をかけましたが、 作者は基本的に日本語専攻の方なので ちょっと内容は文系すぎるかもしれませんが・・・。
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表面的なハウツーものではなく、筆者の専門である日本語教育研究を踏まえた、研究計画書デザインの本。 実践と研究の往還、問題関心から問題意識への深化、インターアクションを通しての固有性と共有性の獲得など、自己理解と他者性の意識の重要性の両面を懇切丁寧に展開している。 さらっと...
表面的なハウツーものではなく、筆者の専門である日本語教育研究を踏まえた、研究計画書デザインの本。 実践と研究の往還、問題関心から問題意識への深化、インターアクションを通しての固有性と共有性の獲得など、自己理解と他者性の意識の重要性の両面を懇切丁寧に展開している。 さらっと読める。私のように大学院進学を「検討」している人には適書であろう。
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タイトルは『研究計画書デザイン』とはなっているが、研究計画書のみならず複数のことについて著者は教示する。 ・サブタイトルからもわかるように、大学院入試の書類の一つとしての研究計画書の書き方について。 ・修士論文作成の過程のこなし方(その前段階としての研究計画書[入試書類とは...
タイトルは『研究計画書デザイン』とはなっているが、研究計画書のみならず複数のことについて著者は教示する。 ・サブタイトルからもわかるように、大学院入試の書類の一つとしての研究計画書の書き方について。 ・修士論文作成の過程のこなし方(その前段階としての研究計画書[入試書類とは≠といえるべきもの])について。 ・「研究」(さらに「実践研究」)とはどんなものであるかについて。 ・日本語(外国語)教育あるいは指導について。 ・「書く」という行為について。 大雑把に箇条書きすると上記のようになろう。下から二つ目は著者が日本語教育に携わる方であるからかと。そういう意味では他の箇所においても日本語教育の研究に関わろうとする人に沿って、あるいはそれを想定して内容が進んでいくので日本語教育に携わる人で大学院とは無縁な人であっても一読の価値はあるのではないかと素人目には見える。とはいってもやはりサブタイトルにあるように研究の入門から修論執筆までをカバーする書であると概括できる。 私は大学院に進学してからというものの、自分のやりたい研究というのはいったい何なのだろうか?などとかなり進むべき道を見失ってしまっている状態にあるのだが、本書がそれからの解脱の第一歩になってくれるものと思っている(今現在まだ途上ではあるが)。 また、大学院や論文執筆というものから距離があると思える人にとっても、日常において自分が疑問に思うことなどのモヤモヤをどうにかしたい方には一読を勧めたい。研究の手法を参考に仕事場などでの自分の身の周りの問題解消に貢献できるかもしれないからだ。 研究とはただ自分のカラにこもってやるものではなく、自分で抱いた問題意識を分析・解釈・発信し、他人からのリアクションを交えてさらにそれを発展させていくものである。研究とはいわば「開かれたエゴイズム」(by著者)である。これも本書からの受け売りである。 個人的に様々なことを勉強させていただいたというのと幅広い人に読んでもらいたい気持ちから、星5つ。
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小論文の参考にしようと思い読んでみた。 大学院入試に限らず、思考と表現について筆者の視点で書かれていて、非常に分かりやすかった。 もともとは文系の人向けに書かれたものだが、理系の研究にも応用できる部分が多々あった。 これからの研究の礎となる研究計画について徹底的に考えてみる良い動...
小論文の参考にしようと思い読んでみた。 大学院入試に限らず、思考と表現について筆者の視点で書かれていて、非常に分かりやすかった。 もともとは文系の人向けに書かれたものだが、理系の研究にも応用できる部分が多々あった。 これからの研究の礎となる研究計画について徹底的に考えてみる良い動機付けになった一冊。 一度思考をアウトプット(表現)してまた思考表現...を繰り返す。 これがコミュニケーションスキルだとな。 大事なのは、書類を作ることでなく自分が日ごろ気になっている『問題意識』についてよく考えること。 今の自分に決定的に欠けていた部分を指摘され、また同時に、受身で頑張っている気になっていた事を恥じた。 良書。
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大学院をめざす人、そして大学院で学ぶ人を対象に、研究計画の設計と枠組み、研究計画全体のデザインを示す。この「思考と表現の方法論」を身につければ、自分の問題意識を研究の俎上に載せるプロセスがわかる。
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