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決断 の商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2015/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事件を鮮やかに解決する推理小説では無く、実際の警察機構を描いた警察小説を集め短編集。警察小説の第一人者横山秀夫「暗箱」が良かった。逢坂剛「昔なじみ」はユーモラスの上、最後のヂンデン返しで上手いと唸る。柴田よしき「大根の花」は同性愛者の刑事が主人公。男社会の警察には当然同性愛者がいてもおかしくない。

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2013/12/27

逢坂剛 佐々木譲 柴田よしき 戸梶圭太 貫井徳郎 横山秀夫 それぞれ短編での警察小説競作。 警察小説くくりにしても、作風がそれぞれ。 柴田さん貫井さん横山さんは他を読んだことがあり、やっぱりその人っぽさが短編の中にもちりばめられてる。 3人以外は初めて読みました。 好みも人によっ...

逢坂剛 佐々木譲 柴田よしき 戸梶圭太 貫井徳郎 横山秀夫 それぞれ短編での警察小説競作。 警察小説くくりにしても、作風がそれぞれ。 柴田さん貫井さん横山さんは他を読んだことがあり、やっぱりその人っぽさが短編の中にもちりばめられてる。 3人以外は初めて読みました。 好みも人によってそれぞれ、だからよかった話もそれぞれとは思いますが 最後の横山さんの短編は秀逸でした。 こんな短い中にガッと入り込ませラストで思わず滂沱の涙。 トリにふさわしい。

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2013/11/20

華やかさとはかけ離れた、汗臭いどろどろした世界が展開される。探偵とは違う法の縛りのもと、犯人を追う刑事たちのアンソロジー。 柴田よしきの「大根の花」が個人的には面白かった。小さな町の片隅の小さな事件。殺人などではなく、連続して鉢が割られるささいな事件。大きな事件に発展させないよう...

華やかさとはかけ離れた、汗臭いどろどろした世界が展開される。探偵とは違う法の縛りのもと、犯人を追う刑事たちのアンソロジー。 柴田よしきの「大根の花」が個人的には面白かった。小さな町の片隅の小さな事件。殺人などではなく、連続して鉢が割られるささいな事件。大きな事件に発展させないよう、刑事たちの地道な捜査が続く。最後、主人公の刑事の優しさが染みる。 次の戸梶圭太の「闇を駆け抜けろ」は犯人の少年たちの視点で進行する。くず野郎たちへの自業自得な展開に、追う刑事たちだけでなく、読者の私たちもざまぁみろと叫んでしまう、ユニークな作品だと思う。

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2010/06/20

(収録作品)昔なじみ(逢坂剛)/逸脱(佐々木譲)/大根の花(柴田よしき)/闇を駆け抜けろ(戸梶圭太)/ストックホルムの埋み火(貫井徳郎)/暗箱(横山秀夫)

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2010/04/20

2009年11月6日読了。横山秀夫さんの作品から始まった警察小説&ミステリーのマイブーム。未知の作者との出会いを求めて競作集を読んでみた。逢坂剛「昔なじみ」、佐々木譲「逸脱」、柴田よしき「大根の花」、戸梶圭太「闇を駆け抜けろ」、貫井徳郎「ストックホルムの埋み火」、そして横山秀夫「...

2009年11月6日読了。横山秀夫さんの作品から始まった警察小説&ミステリーのマイブーム。未知の作者との出会いを求めて競作集を読んでみた。逢坂剛「昔なじみ」、佐々木譲「逸脱」、柴田よしき「大根の花」、戸梶圭太「闇を駆け抜けろ」、貫井徳郎「ストックホルムの埋み火」、そして横山秀夫「暗箱」の6編。それぞれに個性的な作品ながら、一番印象に残ったのはやっぱり最後の「暗箱」で、新規開拓ならず。これまでに多くの横山作品がドラマ化されているが、ネットで調べた限り、この短編はまだらしい。配役がよければ絶対いいドラマになりそう。

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2010/02/13

ダラダラと数百ページをかける小説よりは展開が早くて好み。 中でも、横山秀夫氏の書く文章、物語は、 クライマーズ・ハイと同様に、美しい。

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2010/01/22

どれもこれもよかったけど「大根の花」「闇を駆け抜けろ」 がいまいちよくなかったかな〜。浅い気がする。 やっぱり横山秀夫ですねっ! しっかり締めていただきました♪なんだか最後はほっこり 優しい気分を頂けましたよ。

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2010/05/31

警察小説の競作集。佐々木譲、逢坂剛、横山秀夫など、超有名作家による競作集。 全員力がある作家さんなので、短編なのは、ちょっと物足りないかもしれないけど、入門編としては、いいかも。 ただ、柴田よしきの「大根の花」は「所轄刑事・麻生龍太郎」にも掲載されているのが、残念・・・

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2009/10/04

佐々木譲と横山秀夫という二人の作品が収録されているので購入しました。 どれが一番良いというわけではなく、どの作品が自分と合うかということを見るためにもどの作者の本を買おうか迷っている人にはいいと思います。

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2009/10/04

横山作品目当てで買ったんです。ここに佐々木作品があろうとは…(今気づきました;) それぞれがいい作品だったとは思うんですが、少々軽い文章だったのが気になるということで・・・

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