明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか の商品レビュー
一見刺激的なタイトルとは裏腹に、「皇族を天皇という象徴の制度に縛り付けず、人間的な生活を送って欲しい」という願いの込められた本書。 天皇制の歴史や昭和天皇の行動などに触れつつ、いかにして「現人神」としての天皇が生まれ、日本人・日本国に受け入れられていったのかに触れる前半部は歴史...
一見刺激的なタイトルとは裏腹に、「皇族を天皇という象徴の制度に縛り付けず、人間的な生活を送って欲しい」という願いの込められた本書。 天皇制の歴史や昭和天皇の行動などに触れつつ、いかにして「現人神」としての天皇が生まれ、日本人・日本国に受け入れられていったのかに触れる前半部は歴史の勉強にもなる。 戦史及び現代の政治を「天皇制」という切り口から考え直すきっかけになる一冊。
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一気に読める、ドラマチックな書き味がわたしのツボにはまりました。岩波経営の書店で衝動買い(笑)このごろではおそらくもう、失われたであろう記者魂には感動します。良し悪しは別にして…。渦中にいる面白さっていうのはあると思う。その興奮(というと失礼だけど)は理解できる気がします。これを...
一気に読める、ドラマチックな書き味がわたしのツボにはまりました。岩波経営の書店で衝動買い(笑)このごろではおそらくもう、失われたであろう記者魂には感動します。良し悪しは別にして…。渦中にいる面白さっていうのはあると思う。その興奮(というと失礼だけど)は理解できる気がします。これを読んだずっと後で聞いた、某写真週刊誌の編集長の「編集部にやってきた右翼に刺されて咄嗟に『俺を撮れ!』と血に塗れながら言った」というのと通低する…ような。
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宮内庁記者としての経験を書いたもの。堅苦しくなく、平易な文章で書かれた読み物です。タイトルだけ見ると過激な印象も持ちますが、内容は比較的オーソドックスだと思います。 天皇制を考える上での入門書としては良書だと思います。
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