大塚康生インタビュー の商品レビュー
書評で絶賛されていただけあります。インタビュアーはよく調べています。よく調べているので、気持ちよく答えています。カリオストロの城は、宮崎ありきではないんですね。この業界は、かけもちが前提なんですね。
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実はこれ、老後本で、すでに終わった人が日本アニメというか宮崎・高畑の歴史を語ってる非常に重要な本です。これまでもその周辺は当事者間でたくさん語られているし、大塚氏自身の著書もありますが、本書はまた少し趣が違う。大塚氏ってもう75歳なんだよね。もう、この枯れ方と許し方っていうのか。...
実はこれ、老後本で、すでに終わった人が日本アニメというか宮崎・高畑の歴史を語ってる非常に重要な本です。これまでもその周辺は当事者間でたくさん語られているし、大塚氏自身の著書もありますが、本書はまた少し趣が違う。大塚氏ってもう75歳なんだよね。もう、この枯れ方と許し方っていうのか。 この75歳が、いかに自分が絵が上手くて周りと揉めたか、いかに宮崎らの演出に負けたのかを語りつくす(当時の名場面スタッフ帳としての機能もあり)。なにか、時代に翻弄された侍のごとくであります。
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