銀齢の果て の商品レビュー
悲惨なのにユーモアがある。 グロかったりエグかったりも筒井さんならでは。ドッタンバッタンひっちゃかめっちゃか そんな死体の散らかしようも筒井さんらしくて面白かった! これ映画化して欲しい。
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実はこれが筒井初体験。面白そうだと思い、図書館に予約したらなんと40人くらい待たされた。さすがツツイ。話は『バトル・ロワイヤル』の老人版で、一筋縄ではいかないジジババが大勢出てきた。私は非SF者で、不条理もメタも避けてきたが、これは面白かった。
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増えすぎたご老人の始末に困った未来の日本で、70歳以上のご老人が地区ごとにバトルロワイヤル(シルバー・バトル)させられるお話。ドタバタエンターテイメントとしても最高にスリリングで笑えるし、実は社会風刺もきっちり盛り込んである。最後に1人残った主人公の後姿が物凄く切なかった。
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06.5.22読 とっても残酷だけど、なんか笑えたり。笑っていいのかなあ、なんて思いながらも大爆笑。だって70歳以上の老人達が、最後の一人まで殺し合うストーリーですから。一人一人の描写、キャラが活きてます。うちの父も70過ぎてますから、複雑な思いもありました。しかし、著者本人が楽...
06.5.22読 とっても残酷だけど、なんか笑えたり。笑っていいのかなあ、なんて思いながらも大爆笑。だって70歳以上の老人達が、最後の一人まで殺し合うストーリーですから。一人一人の描写、キャラが活きてます。うちの父も70過ぎてますから、複雑な思いもありました。しかし、著者本人が楽しんでくれたらいい、と言っていたので、あまり考えずに楽しんで読みました。
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めっちゃおもしろかった!バトルロワイヤルならぬ、シルバーバトル!!本当に人間模様を書かせたら、筒井康隆は天才!読んだあと、おもしろいだけじゃなく「高齢化社会」について考えさせられる本です。
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筒井節、爆発である。 ここでは本編とは関係のない批評を。 氏は断筆をやめて以降、いわゆる「差別語」を、使う必要がそれほど感じられないところでも使っているような気がする。出版社の根性を試すかのように。御大それはどうかな、と思うのだが。
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老人同士が国策によって殺し合いをする話。久しぶりに筒井康隆の新作を読んだけど懐かしい感じ。挿絵が山藤章二。挿入歌が山下洋輔作曲。
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以前中学生か何かが殺しあう話しがありましたが、それの老人版ではあります。老人同士に姥捨てを実践させた、これはさずがにあり得ない話しでしょうが、国と言うものは時に愚かな法律を作ったりしますから、0とは言えないですね。いつもの筒井康隆でしたが、僕は笑えませんでした。R指定です。相当の...
以前中学生か何かが殺しあう話しがありましたが、それの老人版ではあります。老人同士に姥捨てを実践させた、これはさずがにあり得ない話しでしょうが、国と言うものは時に愚かな法律を作ったりしますから、0とは言えないですね。いつもの筒井康隆でしたが、僕は笑えませんでした。R指定です。相当のバイオレンスがあります。
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筒井が送る、老人版バトルロワイヤル。久しぶりの筒井だったわけだが、なーんか物足りないんだよなあ。筒井のパワーって、こんなもんだっけ?面白いけど、やめられないとまらないの面白さではないな。ラストもおとなしいし。しかし、殺し合いの描き方は巧いなあ。笑えるけど笑えない描き方をしていて、...
筒井が送る、老人版バトルロワイヤル。久しぶりの筒井だったわけだが、なーんか物足りないんだよなあ。筒井のパワーって、こんなもんだっけ?面白いけど、やめられないとまらないの面白さではないな。ラストもおとなしいし。しかし、殺し合いの描き方は巧いなあ。笑えるけど笑えない描き方をしていて、そのおかげで妙なリアリティがある。ただ最初に映画「バトルロワイヤル」のフォーマットが俺にはあったから、そのせいで新鮮さを感じなくなっているのは確か。踏まえて裏切るくらいのことをして欲しい。
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虚構を虚構として提示し、虚構性の中にリアリティを持たせる技術は当代一。時にメタ構造で更に虚構性を強調する。当然「在り得ない」と云う意見、批判は通用しない。ブラックなシチュエイション・コメディーとして楽しみましょう。
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