クローズド・ノート の商品レビュー
「伊吹先生」の残した1冊のノートが織り成す、儚く、切ない「恋愛!?」物語。読後には、切なさの替りに、優しさが残ります。
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セカチュー、いまあいに続いていきそうな純愛小説。 最初から大体内容は見えてしまうけれど、それでも最後まで読ませる何かがある。万年筆をキーに使ったのもいい。 私も自分にピッタリな万年筆が欲しくなった。
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6/3読了 これ、面白かったです。途中で、もしかしたら・・って思ったところがそのままズバリ!だったけど、、2日で読んじゃった。。
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クローゼットの片隅にひっそりと置き去りにされたままの一冊のノート。ノートの中と現実の世界で始まる恋の物語に胸がキュンとさせられます!万年筆が欲しくなること間違いなし!
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『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、新たなる感動作! 香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通の大学生だ。ある日、前の居住者が置き忘れたノートの束を見つける。興味本位でノートを手にする香恵。そのノートが開かれた時、彼女の平凡な日常は大きく変わり始める??。 素直な人は泣けるね。個...
『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、新たなる感動作! 香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通の大学生だ。ある日、前の居住者が置き忘れたノートの束を見つける。興味本位でノートを手にする香恵。そのノートが開かれた時、彼女の平凡な日常は大きく変わり始める??。 素直な人は泣けるね。個人的には好きです。
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06/04/16読了★展開が読めてしまうのは仕方ないけれど、小道具の使い方が秀逸で絶妙だなぁと思いました。
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「火の粉」「犯人に告ぐ」の俊英が贈る2006年最初にして最高の物語! と言うキャッチコピーです。この作家の「火の粉」も「犯人に告ぐ」も読んでいるので、これは読まないわけにはいけません。で、その手のミステリーと思って読むと大きな間違い。ちゃんと帯に書いてあるけど「切なく暖かい恋愛小...
「火の粉」「犯人に告ぐ」の俊英が贈る2006年最初にして最高の物語! と言うキャッチコピーです。この作家の「火の粉」も「犯人に告ぐ」も読んでいるので、これは読まないわけにはいけません。で、その手のミステリーと思って読むと大きな間違い。ちゃんと帯に書いてあるけど「切なく暖かい恋愛小説」でした。よくみれば、表紙のイメージからもそんな感じはしたのです(^^; 気になったことを先に書いちゃおう。 万年筆の話は、興味のあるものだったし、よかったとは思うけど、少し冗長すぎなかっただろうか?どうも本題の前が長すぎるような印象をぬぐえません。また大学生がこんなに万年筆に詳しいとは驚きです。そういえば、自分は万年筆を使わないなあ。いい物を使ってみたいけど、やっぱりボールペンがいいかな。 さて、その万年筆の話題は、のちの話につなげる上で重要なことでしょうけど、もうひとつ気になること。あまり重要ではないキャラ(^^;だけど、星美と言う女性が出てきます。この女性、、、ドラマに出てくるような嫌らしいキャラで(でも、それも本当にそうなのか?恋する女性からライバル視で表現されているから不利な面もあるとは思うのです)、それもあまりにそれすぎて演技を見ているようで、現実感をもてなかったです。 感動?のラストは、途中でカラクリが見えちゃったので少し半減ですが、伊吹先生のノートは清々しいものがありました。後はネタバレになるので(推理ものじゃないけど、ストーリーも楽しみと言うことで)、読んでのお楽しみと言うことにしましょう。
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何気なく買ったこの本。1日で読み終えました!! ある普通の女子大生が、自分の家の押入れに1冊のノートを見つける。そのノートを開いた時から、彼女の生活が少しずつ変わってゆく。 言い回しや表現の仕方が心に入ってきやすく、心がホンワカあったかくなる1冊です!!
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途中で展開が読めちゃったけどホンワカするような作品だった。これ読んでから万年筆が欲しくなりました(笑)
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「ひたむきに生きる」ってこういうことかもしれない、って涙ながら思いました。そして、たった一瞬でも過去、未来に続く悠久の時を選んで愛する人に会えたなら、生きた意味を、生き残ってしまった悲しみに意味を見出せるのかもしれない、と悲しい結末の中で涙しながら感じました。ページをめくるたび...
「ひたむきに生きる」ってこういうことかもしれない、って涙ながら思いました。そして、たった一瞬でも過去、未来に続く悠久の時を選んで愛する人に会えたなら、生きた意味を、生き残ってしまった悲しみに意味を見出せるのかもしれない、と悲しい結末の中で涙しながら感じました。ページをめくるたびに、ヒロインに心が重なり、人を愛することってなんて奥深いものなんだろう、と思うとともに、青春時代に味わった苦味そのものをリアルに喉の奥で感じました。 本の帯のフレーズや、そして、早い段階から、展開は容易に予測できるのですが、にもかかわらず、胸を詰まらせる内容でした。学校の先生、教職に携わろうという方にも特に、伊吹先生の相手をありのままに受け入れて、そして、ゆっくりと自分の心を伝えるというスベをこの本から学んでほしいとも思います。「心の力」を、誰かに伝えられたときそれは、永遠の輝きを帯びるものと信じたくなる作品でした。
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