カタログで見る日本車なつかし物語 の商品レビュー
著者は「カーグラフィック」誌創刊にもかかわったモータージャーナリスト界の重鎮らしい。それだけに、ちょっとワガママ感の漂うこういう本がつくれてしまうのかな。 1950~1970年代の古き良き日本車をピックアップして、そのカタログを見せながら紹介するというのは、なかなか面白い企画だし...
著者は「カーグラフィック」誌創刊にもかかわったモータージャーナリスト界の重鎮らしい。それだけに、ちょっとワガママ感の漂うこういう本がつくれてしまうのかな。 1950~1970年代の古き良き日本車をピックアップして、そのカタログを見せながら紹介するというのは、なかなか面白い企画だし、取り上げている車も、頻出の名車ばかりでなく、オオタP型、ダットサン113、スバル1500P1といった珍車、さらにはいすゞマイパック、ミカサ・サービスカー、トヨタBX型トラックといった商用車までと幅広い。惜しむらくは、ご隠居と熊さんの掛け合いになっているところ。ご隠居クラスの人が自分の気の向くままに作って一人悦に入っているパターンってよくあることだけどね。普通の文章で紹介してもらったほうがよかった。
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