もっと知りたいピカソ 生涯と作品 の商品レビュー
ピカソがいつどのような絵を描いていたのか、どのような人生を送っていたのかを、若い頃から70代まで書かれている。単純に絵を見るのは楽しいし、年代を経て絵が変化していく様子を見るのも感慨深い。絵と文章の量のバランスが私には丁度良かった。所々にピカソの名言が載せられているが、メッセージ...
ピカソがいつどのような絵を描いていたのか、どのような人生を送っていたのかを、若い頃から70代まで書かれている。単純に絵を見るのは楽しいし、年代を経て絵が変化していく様子を見るのも感慨深い。絵と文章の量のバランスが私には丁度良かった。所々にピカソの名言が載せられているが、メッセージ性が強くてカッコいい言葉ばかりだ。
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2019年7月27日読了。 ●青の時代→バラ色の時代→キュビズム→新古典主義の時 代→ゲルニカの時代 ●キュビスム…感覚に訴える印象派とは対極に位置し 知覚に訴えることを意図した絵画。 ●キュビスムとは、「自然を円錐、円筒...
2019年7月27日読了。 ●青の時代→バラ色の時代→キュビズム→新古典主義の時 代→ゲルニカの時代 ●キュビスム…感覚に訴える印象派とは対極に位置し 知覚に訴えることを意図した絵画。 ●キュビスムとは、「自然を円錐、円筒、球体によって 処理する」byセザンヌ ●「ゲルニカ」1937年、ピカソ56歳の時の作品。 パリ万博のスペイン共和国パビリオンの一階に設置。 ●「泣く女」ロンドン、テイト・ギャラリー ●自分の髪や爪には創造のエネルギーが宿るとして 決して他人に触れさせなかったが、晩年住んだ ヴァローリスにあるアリアスの床屋では気を許した。
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ピカソ。 その名前はもちろん見聞きしたことはありますし、どんな作品を描いた画家なのかもなんとなくわかります。 でも、その作品をどう鑑賞したら良いのかわからず興味を持てずにいました。 この「もっと知りたい」シリーズは画家の生き方を辿りながら、それと並行して作品の解説を行ってく...
ピカソ。 その名前はもちろん見聞きしたことはありますし、どんな作品を描いた画家なのかもなんとなくわかります。 でも、その作品をどう鑑賞したら良いのかわからず興味を持てずにいました。 この「もっと知りたい」シリーズは画家の生き方を辿りながら、それと並行して作品の解説を行ってくれます。 個人的にとても欲しかったタイプの美術解説書で、本を読みながら画家の生涯と作品を眺めていると、愛着が出てきます。 あれだけ敬遠していたピカソですが、読み進めていくうちにちゃんと作品に向き合えるようになりました。 恥ずかしながら、ピカソ=キュビスムくらいの認識しかなかったのですが、キュビスムはあくまでピカソの一面であったと改めて知り、ピカソが生涯に生み出した幅広い作品に触れることで、ピカソを眺める目が変わりました。 全ページカラーで、印刷の具合も良く、ポイントとなる作品は大きく掲載されているので、安心して作品を眺められます。 解説も短いながら的を絞って簡潔に記されているので読みやすいです。 ピカソについて知りたいなと思った時、はじめの一冊におすすめな本です。
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見やすく分かりやすかった。ピカソの画が、あそこまで変化出来たのは、謎だが、突き抜けたのだろう。ただ、そうなった画家が以前にも居たと思う。残念ながら誰も評価しなかったために、埋もれたと思う。
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ピカソの生涯について書かれた本の中で一番読みやすい気がしました。知れば知るほど、興味深いピカソ。幼少期からあの絵の上手さ!いつまでも若々しい画法!取り巻く女性関係!ゲルニカは一度原画をみにいきたいです。
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