かえるくんはかなしい の商品レビュー

マックス・ベルジュイス(著者),清水奈緒子(訳者)

2023/11/11

理由もなく悲しい日ってあるよね、って事が淡々と綴ってある。
そんな日があってもいいんだなって思える絵本。

2023/09/12

ふと、訳もなく悲しくなってしまったかえるくん。同居人のこぐまくんは心配しながらもそっとしておいてくれる。逆に、ねずみさんはあの手この手で悲しみを吹っ飛ばそうとしてくれる(こんなに芸達者だとは！)。友達の温かみが溢れています。
この本がかえるくんシリーズの最終巻なのですね。

2023/08/05

特に理由はないが、朝からなんとなく悲しい気分のかえるくん。何をしても悲しい。心配した友だちが慰めてくれるけど悲しい。そういう時ある。なんか悲しくて切なくてふさぎ込んでしまう時。どうしようもない。それでもふとしたやり取りで悲しみが薄れることがある。人と話すことで消えることがある。ふっと抜けていくような。代わりにふっと笑いが入ってくるような。そういうふうにできているのかもしれない。だから大丈夫。悲しい時は悲しいでいい。

2023/07/08

「“かなしい”って　どんなことだろう？
　かえるくんは、朝から　なんだか　かなしくて　元気がありません。でも、どうして　かなしいのか　わからないのです。そんなとき、ねずみくんが　もってきたものは…？　
　2005年1月に亡くなったベルジュイスの「かえるくんシリーズ」最後の作品。」

2018/04/25

なんだかよくわからないけど悲しい気持ちになる日ってあるよね。
悲しみにしろ怒りにしろ、感情を吐き出せる場があって、しっかり受け止めてくれる人がいてくれたら、私たちはもう、大丈夫。