社会人から大学教授になる方法 の商品レビュー
大学生の経験がある人なら、大学で教える人(教授、助教授、講師など)のイメージや講義内容の想像はつく。 本書は社会人から大学教授になる方法をまとめた内容ですが、イマイチ。そこで、徒然なるままに自分の学生経験を思い出してみる。といってももう40年以上前の経験なので、かなり怪しい。 以...
大学生の経験がある人なら、大学で教える人(教授、助教授、講師など)のイメージや講義内容の想像はつく。 本書は社会人から大学教授になる方法をまとめた内容ですが、イマイチ。そこで、徒然なるままに自分の学生経験を思い出してみる。といってももう40年以上前の経験なので、かなり怪しい。 以下は本書とは全く関係ないので、読み飛ばしてください。 入学時のオリエンテーションで渡されるカリキュラム本の中から興味のある授業を選択し履修登録(中には人気があって抽選なんてのもある)を行う。この時点で、年間もしくは半年の単位取得予定スケジュールが決まる。 単位の取得は出席日数だけでクリア出来る楽勝クラスもあるが、ほとんどは最終試験の成績で評価される。 また、卒論が必須単位となっているケースもあるが、ウチの学部は違っていた。 授業一コマは90分、少人数クラスでは講師との質疑応答もあるが、ほとんどは指定された教科書を使って講師からの解説で終わる。内容も、時間の半分以上脱線する講師もいれば、自分で用意したスライドを使う真面目な人も。 今思えば、大学授業は興味や勉強のきっかけにすぎない。主体的に参加すれば、得るものもそれなりに大きい。つまり、自ら打たなければ響かないのが中高教育とは違う点。また学生がその授業に何を求めるかによって、授業も変わってくる。数名の学生が授業中必ず質問するクラスがあったが、クラス全体が緊張感に包まれていた。 今も記憶に残っているのは、ユニークな先生や著名な先生。季節構わず毎回同じ汚い黒いコートを着て授業する英語の先生(草深)や、緒方貞子、武者小路公秀、渡部昇一、鶴見和子、加賀乙彦などの授業も懐かしい。また、学友(といっても、向こうは覚えていまい)には、洋書翻訳の東野さやか、マルチな苫米地英人など。
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≪目次≫ 序章 大学は社会人教授を渇望している 第1章 社会人から大学教授になる10の法則 第1部 変わる大学と必要な人材 第2章 大学は斜陽産業ではない、競争市場だ 第3章 大学教授は任期制になる 第4章 社会人出身の教師に何ができるか 第5章 大学へ...
≪目次≫ 序章 大学は社会人教授を渇望している 第1章 社会人から大学教授になる10の法則 第1部 変わる大学と必要な人材 第2章 大学は斜陽産業ではない、競争市場だ 第3章 大学教授は任期制になる 第4章 社会人出身の教師に何ができるか 第5章 大学への転職には専門研究が必要だ 第2部 第二の人生は大学教授に 第6章 社会人から大学教授を目指すための準備 第7章 定年後に大学で教える ≪内容≫ 知り合いが定年後に大学教授になったので、ちょっと手に取ってみた本。 まあ、わかったことは大学院に行って、専門分野を作り、論文を認めさせること。あとは伝手を作り、コツコツと最後まで(教授になっても)研究を続け、学生にわかりやすい授業をすること。 当り前で、何事にも抜け道はない、ことを知りました(笑)
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内容が、まともだった。教授になる方法を、成功例ばかり並べてるのかと思ってたらちゃんと現実的な事実を抑えつつ、それでも教授職を推してた。なるほど。
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タイトルには「社会人から大学教授に」とあるものの、後半2章のみがその回答となっており、残りは著者の大学教育のあるべき論が語られている。 著者によると、大学教授になるには何よりも研究に没頭できることであると述べている。また、世間一般のイメージと違い、定職につくには難しい職業であると...
タイトルには「社会人から大学教授に」とあるものの、後半2章のみがその回答となっており、残りは著者の大学教育のあるべき論が語られている。 著者によると、大学教授になるには何よりも研究に没頭できることであると述べている。また、世間一般のイメージと違い、定職につくには難しい職業であるとのことだ。 もし研究に没頭でき、定職につかないリスクが取れるのであれば、研究者という道も良いのかもしれない。 これを考えると、定年後につくことができるなら良い職業であると思う。それでもなお、10年ぐらいかけて大学院に行ったり研究業績を積むなど多くの準備が必要なようだが。 印象に残った言葉は以下の通り。 ー書いて残すということは、批判されることを意味する。
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67猛烈に研究すること、研究成果を示すこと 125★求められること ①企業等で行われている最先端の知識や技術、とりわけ即戦力となりうるもの ②消費・サービス時代にふさわしいマナー ③競争を厭わない精神構造、とりわけチャレンジ精神 ④効率的な経営と組織運営のマナー 134教養。読書...
67猛烈に研究すること、研究成果を示すこと 125★求められること ①企業等で行われている最先端の知識や技術、とりわけ即戦力となりうるもの ②消費・サービス時代にふさわしいマナー ③競争を厭わない精神構造、とりわけチャレンジ精神 ④効率的な経営と組織運営のマナー 134教養。読書力。読書量の差 148専門的教養 153学術論文 167企業に勤めているときも、教養を高めるような読書週間をもたなければなららない。忙しさに適応するためにも読書が必要 170知的トレーニングと研究 179修士論文が一定の水準にあり、将来研究者になる芽があると認められた者が、博士課程に進む事を許可される。
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ためになったようなならなかったような・・・不思議な感じです。 個人的には、研究のために大学院に行っている間の食い扶持とか、そういうところまで参考にしたかったのですが、それは欲張りというものでしょうか・・・。 半分は題名の通り、もう半分は「大学論」というような感じですね。
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「学位は大切」、「できる限り論文や学会発表の実績を持て」、「社会人として使えない人間がどうして大学に必要とされようか」といった主張。競争社会になった大学は、斜陽ではなくチャンスのある世界だと述べる。 実際には、きちんと「研究が出来る」ことが大学教員としての立場を決める。 研究が...
「学位は大切」、「できる限り論文や学会発表の実績を持て」、「社会人として使えない人間がどうして大学に必要とされようか」といった主張。競争社会になった大学は、斜陽ではなくチャンスのある世界だと述べる。 実際には、きちんと「研究が出来る」ことが大学教員としての立場を決める。 研究が出来ない人はロクな講義(教育)も出来ない。 ちゃんと考えなければ、誰にも居場所は無いのだ。
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