衣食足りて の商品レビュー

山口瞳(著者)

2012/02/24

エッセイ。作家の日々が垣間見えて面白い面もあれば、作家同士や幅広い交流で有名な人がバラバラ出てきて、雲の上的な日常があったり、退屈しない。芯が通っているから内容も安定感がある。あまり男性の本を読まない私には、頭のコリをほぐされるような力強い押しが感じられた。いい感じ。

2010/05/31

お酒や食べ物、著者の周りの人々のことを書いたエッセイ。
まだ私は著者の作品を数多く読んでいないため、『固い』というイメージを持った。読み進めるには斜め読みをするな、じっくり読んでくれ。そんなふうに聞こえた気がしたから、目次を見て、その時の気分にあった、もしくは面白そうだなと思えるようなタイトルを選んで読んだ。それでもまだ読んでいない文章はいくつか残った。機会があれば再読したい。

図書館にて貸出。