家族の言い訳 の商品レビュー
確か新聞の書評欄に載っていたので読んでみた。 様々な家族が描かれていた。 納得するものもあれば、何?と思うものもあり。 最後にほろっとさせられる話もあった。 人は一人では生きていけない。 何処かで、誰かと繋がっていく生きているんだ。 小さな繋がりを大切にして生きていかねば、なんて...
確か新聞の書評欄に載っていたので読んでみた。 様々な家族が描かれていた。 納得するものもあれば、何?と思うものもあり。 最後にほろっとさせられる話もあった。 人は一人では生きていけない。 何処かで、誰かと繋がっていく生きているんだ。 小さな繋がりを大切にして生きていかねば、なんて思いながら読んだ。
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作詞家 森浩美氏による短編小説集。 朝日新聞「好書好日」コーナーで紹介。 言葉は悪いが、いくつかは「お涙頂戴」もので、涙腺が故障してる私はもちろん泣くわけだけど、そりゃ泣くよこの設定なら!とちょっと文句を言いたい気分(笑) 女子高生や若い奥さんにいいようにあしらわれているさえ...
作詞家 森浩美氏による短編小説集。 朝日新聞「好書好日」コーナーで紹介。 言葉は悪いが、いくつかは「お涙頂戴」もので、涙腺が故障してる私はもちろん泣くわけだけど、そりゃ泣くよこの設定なら!とちょっと文句を言いたい気分(笑) 女子高生や若い奥さんにいいようにあしらわれているさえない教師『柿の代わり』や、本妻と不倫相手のピリッとするやり取り『カレーの匂い』などの方が、かえって人間味があってよかった。 作詞家らしく、言葉の使い方にセンスを感じた。 「少しずつ冷めた間柄になっていく」夫婦を描いた『乾いた声でも』の中で、 「心の鍵をひとつずつ締めて」p57 「思いやりや楽しかった記憶は特別な踏み台を使わなければ届かない棚の上に」p70 「相容れない地図の上を歩いているもの」p74 など、そのまま歌になりそう。 あら、心に響いた言葉は全部この一編からだな。私の今の心情にしっくりくるんでしょう。CDになったら買ってもいいかも。 https://book.asahi.com/article/15264321
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一部センシティブな内容が出てくるけど あくまでもフィクション、目くじら立てなさんなよ。 ある女子高の教諭のお話だけは 響かなかったかな。 され側のお話だったし、なあなあで終わるからね。 ただしほかの作品はかなり来るわよ。 夫婦の対話がなかった結果 そのまんま夫だけが去っていた物語とか。 確かに夫も悪いけれども そこで面と向かわなければ何もね。 そして知人男性の言葉が… 性差というのは考えたくないけど こういうところに違いがあるんだよな…
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8話からなる短編集で、親子夫婦いろんな人生模様、景色があって、浸ってしまいました。 中でも「乾いた声でも」は、家庭、夫婦間での味方になる思いやり、優しさの大切さにハッとさせられました。 「ホタルの熱」「星空への寄り道」「おばあちゃんの口紅」「イブのクレヨン」「粉雪のキャッチポール...
8話からなる短編集で、親子夫婦いろんな人生模様、景色があって、浸ってしまいました。 中でも「乾いた声でも」は、家庭、夫婦間での味方になる思いやり、優しさの大切さにハッとさせられました。 「ホタルの熱」「星空への寄り道」「おばあちゃんの口紅」「イブのクレヨン」「粉雪のキャッチポール」は、親子の切なさに、涙腺緩みました。 「カレーの匂い」の中での『賢い女は負けてあげる余裕』が印象的でした。 「柿の代わり」はちょっとコミカルで、それぞれに楽しめました。
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本当に賢い女は負けてあげられる余裕を持ってるの。それはね、小さくてもしあわせに繋がる急所の摑み方を心得てるってことなのよ 人生にはふたつの寄り道があると思います、私の場合のような、余生という寄り道と、休息という寄り道です・・・・・・何も分からない私のような者が申し上げるのも大変...
本当に賢い女は負けてあげられる余裕を持ってるの。それはね、小さくてもしあわせに繋がる急所の摑み方を心得てるってことなのよ 人生にはふたつの寄り道があると思います、私の場合のような、余生という寄り道と、休息という寄り道です・・・・・・何も分からない私のような者が申し上げるのも大変失礼かと存じますが、お客様のお仕事のこと、休息という寄り道に入られたと思えば、多少、心持ちも穏やかになられるのではないかと・・・・・・
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それぞれ家族や自分にも過去があって今があって 思うように行かなかったり。 あとがきにもあるように「家族の絆は深く重くて、やっかいで面倒なものである」と、家族がテーマ。 ふとひとの優しさに触れ、荒んでいた心がふっと柔らかくなるようなお話はあと味がよくもっと読んでみたくなった。
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過去に思い残した後悔を解きほぐしていく、家族の絆がテーマの短編集。それぞれの登場人物が流す涙につられるように、読んでいる側までうるっとさせられる、ストレートに良い話は私の大好きなジャンルでもあります。中には不倫を扱ったドロッとしたものもありますが、感動でフニャフニャになりそうな気...
過去に思い残した後悔を解きほぐしていく、家族の絆がテーマの短編集。それぞれの登場人物が流す涙につられるように、読んでいる側までうるっとさせられる、ストレートに良い話は私の大好きなジャンルでもあります。中には不倫を扱ったドロッとしたものもありますが、感動でフニャフニャになりそうな気分をピリッとさせれくれました。「星空への寄り道」「おかあちゃんの口紅」「イブのクレヨン」がお気に入り。
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小説短編集。 一つ一つの文章が綺麗な印象を受ける。 あまり小説を読まない僕だけど、いつもと違った読みが新鮮だった。 情景を想像したり、叙情詩な一部が聞こえてきたり。 小説もいいね。 少し温かく、少し秋風が涼しくもあり、涙腺が緩んでしまった。 またこの作者の本読んでみよ。 いい出会...
小説短編集。 一つ一つの文章が綺麗な印象を受ける。 あまり小説を読まない僕だけど、いつもと違った読みが新鮮だった。 情景を想像したり、叙情詩な一部が聞こえてきたり。 小説もいいね。 少し温かく、少し秋風が涼しくもあり、涙腺が緩んでしまった。 またこの作者の本読んでみよ。 いい出会いに感謝です。
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言い訳を いちばん必要とするのは 家族です。 2日で読み終えれるくらい、さっと読めます。 家族をテーマにした8話の短編集。
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家族をテーマに書かれた短編集。 ホタルの熱/乾いた声でも/星空への寄り道/カレーの匂い/柿の代わり/おかあちゃんの口紅/イブのクレヨン/粉雪のキャッチボール/の8編。放送作家を経てヒット曲を多数残された作詞家さんでもある著者。僅か数十ページのストーリーにも、その場の言い訳で家族と...
家族をテーマに書かれた短編集。 ホタルの熱/乾いた声でも/星空への寄り道/カレーの匂い/柿の代わり/おかあちゃんの口紅/イブのクレヨン/粉雪のキャッチボール/の8編。放送作家を経てヒット曲を多数残された作詞家さんでもある著者。僅か数十ページのストーリーにも、その場の言い訳で家族と向き合ってこず、後に気づかされる家族の大切さがつまっていた。 すごく読みやすかったのですが、1話1話がもう少し深ければ良かったかな。 その中でも、おかあちゃんの口紅は入試問題にも掲載されたとか?涙されながら受験生は解かれたのかなと思う位、涙誘われた。
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