無形の力 の商品レビュー
(02.18.2020) 再読。野村さんが先日お亡くなりになり、もう一度著書を読みたくなって手に取った。いつ読んでも本当に心に響く。 (01.18.2017) 野村さんの解説や、テレビ番組での発言を耳にする機会が結構あり、ずっと頭の良い人だなと思っていた。今回本は初めて読ん...
(02.18.2020) 再読。野村さんが先日お亡くなりになり、もう一度著書を読みたくなって手に取った。いつ読んでも本当に心に響く。 (01.18.2017) 野村さんの解説や、テレビ番組での発言を耳にする機会が結構あり、ずっと頭の良い人だなと思っていた。今回本は初めて読んだのだが、以前よりももっと野村さんのことが好きになった。誰よりも勉強し、努力していたからこそ、ずっと第一線で活躍出来たのだと思う。どんな分野でも一流になるには才能だけでは上には行けない。誰よりも努力し、研究し、常に考えて行動しなければいけない。これからの自分の人生にプラスになる素晴らしい本だった。
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先輩から譲り受けた野村克也氏の自伝です。 あれこれ参考になる部分は多かったですが、特に印象に残っているのは「自己を知る」ということ。 努力は必要であるが、自分自身の才能や適性を知らずに闇雲に努力を重ねることは意味が無く、人生の無駄になってしまう。 汝自身を知れの言葉の意味を改めて...
先輩から譲り受けた野村克也氏の自伝です。 あれこれ参考になる部分は多かったですが、特に印象に残っているのは「自己を知る」ということ。 努力は必要であるが、自分自身の才能や適性を知らずに闇雲に努力を重ねることは意味が無く、人生の無駄になってしまう。 汝自身を知れの言葉の意味を改めて知った一冊でした。
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幼少時代から楽天監督就任まで、 氏の人生哲学とも言える弱者の戦略「無形の力」をテーマに、 成功とスキャンダルの山あり谷ありの半生を自ら振り返る。 正しく野村克也の履歴書。 「無形の力」とは、パワーやスピードといった目に見える力が無い弱者の戦略、 「観察力」「分析力」「判断力」な...
幼少時代から楽天監督就任まで、 氏の人生哲学とも言える弱者の戦略「無形の力」をテーマに、 成功とスキャンダルの山あり谷ありの半生を自ら振り返る。 正しく野村克也の履歴書。 「無形の力」とは、パワーやスピードといった目に見える力が無い弱者の戦略、 「観察力」「分析力」「判断力」などの『考える力』を指す。 常に効率よく仕事することを考えていた貧しく苦労の少年時代。 捕手が手薄でレギュラー獲得し易いことを初めから狙って入団した南海。 長打力こそあったもののボールの握り方すら知らなかった入団当初、 ボールの握り方で球が伸びることを知り目が覚めた氏。 .250程度の打率を、投手の癖・配球データをまだ誰も意識しない時代に研究し、 ついに8年連続ホームラン王や三冠王など数々の栄誉を獲得。 監督としても5度のリーグ優勝と3度の日本一を達成。 正に『無形の力=考える力』で成功した。 野村克也氏の魅力とは何だろうか。 少年時代から現役までの若かりし頃の写真からは、 我の強いやんちゃもんの風貌が見て取れる。 引退間近の西武時代から解説者を経て、ヤクルト監督就任頃までは、 髪の毛が黒々していて、実直で堅物なサラリーマンの風貌。 ヤクルト監督後期以降、白髪が増えたころから今の味わいある風貌へと変った。 魅力は歳の功なのか、世に高く評価された余裕なのか。 長年実績を残しても人気が出ず、近年ついに名実共に花開いた。 野村克也はまさにパリーグそのものである。 巻末に、選手時代~監督時代の輝かしい実績データを掲載するあたり、 “見てよ凄いでしょ”的な子供らしい愛嬌とB型人間らしさを感じた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
■固定観念は悪。先入観は罪。 書籍「無形の力・私の履歴書」 (野村克也著・日本経済新聞社刊・279頁)から。 さすが、日本を代表する名捕手であり、 野村再生工場と言われただけのある言葉である。 「固定観念は悪。先入観は罪。」とは、 確かめもせず固定観念にとらわれてはいけないし、 先入観をもって物事を見てはいけない、 そういう意味で、使われている。 自分の仕事に置き換えれば、与えられた人材の評価を 自分の経験や他人の意見で、してはいけないと戒めている。 勿論、一人一人の戦力分析はしなくてはならないけれど、 それは本人と直接一緒に仕事をしてみて、 自分の目で判断するべきである、と彼は言っている。 私も、同感であり、他人から入ってくる情報は 一度リセットして、自分なりの評価を心がけたい。 そして、部下の力をフルに引き出してあげたい、と思う。 (実は、ずっと昔に1度、この言葉に出会っていたようだ。(汗))
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日経だから遠慮したのだろうか。 いつもほどの切れ味がなく、内容もほとんど使い回し。 連載はきつかったのだろうと思いつつ、やはり『野村ノート』を勧めたい。
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野村監督の自叙伝。現役当時の話やID野球が生まれるまでの話等、これまで監督としての野村さんしか知らなかったので、とても新鮮だった。 彼の野球に対する姿勢は、野球以外でも参考になる点は多い。すごい人だ。
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http://blog.livedoor.jp/hima_jin0112/archives/50639204.html
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才能の無い男が、どうすれば才能があるように見えるかを綴った本である。就職活動生は、この本を見た方が良い。世の中は嫉妬社会だから、言い訳をすると馬鹿にされるに言い訳をしないと叩かれるのがよく解る。残念なのは、本のサイズはもっとコンパクトになれたということで、こういうあざとさが、私が...
才能の無い男が、どうすれば才能があるように見えるかを綴った本である。就職活動生は、この本を見た方が良い。世の中は嫉妬社会だから、言い訳をすると馬鹿にされるに言い訳をしないと叩かれるのがよく解る。残念なのは、本のサイズはもっとコンパクトになれたということで、こういうあざとさが、私が日経新聞を嫌う理由である。よって☆1つ引いて☆4つ。
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