ももこの話 の商品レビュー
「ちびまる子ちゃん」を読んでいるような感覚で読めました。文章がシンプルで分かりやすく、非常にテンポが良かったです。 どれもクスッと笑える話で、楽しく読み進めることができました。
Posted by
さくらももこさんのエッセイ。 ちびまる子ちゃんのアニメは 子供の時から見てるけど 小説を読んだのは初めて。 まるちゃんの小さな日常の出来事にほっこり。 父、ひろしとのやりとりが好き。 まるちゃんは完全にひろし似だと思う。 人間ってそんな完璧な生き物じゃないよねって 安心すると同...
さくらももこさんのエッセイ。 ちびまる子ちゃんのアニメは 子供の時から見てるけど 小説を読んだのは初めて。 まるちゃんの小さな日常の出来事にほっこり。 父、ひろしとのやりとりが好き。 まるちゃんは完全にひろし似だと思う。 人間ってそんな完璧な生き物じゃないよねって 安心すると同時に心が優しくなれる一冊でした。
Posted by
石焼き芋の話が好き。 焼き芋屋さんの焼き芋は、単に自分で芋を買ってきて焼いた物とは全然違う。焼き芋屋さんを呼び止めて買うことや、ちょっとおまけをしてもらえること、新聞紙に包まれたほかほかの芋の香りと手に心地よく伝わる熱、それを家まで持ち帰るときの高揚感。 こんなに素晴らしい焼...
石焼き芋の話が好き。 焼き芋屋さんの焼き芋は、単に自分で芋を買ってきて焼いた物とは全然違う。焼き芋屋さんを呼び止めて買うことや、ちょっとおまけをしてもらえること、新聞紙に包まれたほかほかの芋の香りと手に心地よく伝わる熱、それを家まで持ち帰るときの高揚感。 こんなに素晴らしい焼き芋だけど、子供のおこづかいで買うのにはとても高い。なかなか手が出せる物ではない。でも仮に300円を持ってて買えるとしても、自腹を切ってまでは買いたくない。誰かが買ってくれるのなら欲しいのだ。焼き芋とはそういう物だ。 うんうん!と頷きながら読んだ。 私はカフェが好きだ。家でコーヒーを飲んでも同じでは?と思う人もいるかもしれない。でも店の素敵なBGMや家具、店員さんの笑顔、周りで楽しそうに会話する人たち、そしてそれを包み込むように充満するコーヒーの香りの中で過ごすひとときが大好きなのだ。いわば身近な非日常体験なのだ。 入浴剤も一緒。 自分で買って毎日使うか?と聞かれたら答えはNOだけど、プレゼントなどでもらった時はすごく嬉しい。でもやっぱり毎日使うわけではなくて、使う日には自分のタイミングがあり、なんとなく今日だ!っていう時に使う。 人間は、程度は上下あれど非日常を経験する時に幸せを感じる生き物なのかもしれない。 まるちゃんにとっての焼き芋屋さんもそんな感じだったんだろうなぁ。
Posted by
たまちゃんとのエピソードが好き。全ての波長が合うような友人との出会いはかけがえのないものだな、と改めて。
Posted by
紙芝居は近くでやってるのを見たことはないので憧れで、代わりに駄菓子屋で無駄遣いばかりするような子だったなぁ、よく母に何度も怒られた、むしろ今でも怒られてるくらいで、共感してしまうエピソードがたくさん入ってます。 あの頃を思い出す一冊です。
Posted by
「あのころ まる子だった ももこの話」で三部作すべて読み終わってしまった。最後は物悲しいけど素敵な話だったなあ。力の抜け具合、笑い要素、シリアスモード、すべてがほどよくて私に必要なものがいっぱい詰まってるなあと思う。ためになることとかアドバイスが書かれてるわけじゃないのに不思議。
Posted by
健康マニアなのに!タバコ吸うのね! しかもすごい好きなのね!驚いた! 昔の話はやっぱり面白かった…
Posted by
さくらももこさんの本を読むたびに思うことは、 エッセイストとしても一流だったということ。 そのことをこうやって過去形で表現することに残念さを覚える。
Posted by
さくらももこさん、ありがとう✨ このエッセイすごいッ‼️ さくらももこシリーズが面白いのはもはや自明のこと。 それだけではない。 すごく考えさせられる、というかハッとさせられる、というか… こどもの価値観と大人の価値観、本当の個性とは?先入観や固定観念等々、さくらももこさ...
さくらももこさん、ありがとう✨ このエッセイすごいッ‼️ さくらももこシリーズが面白いのはもはや自明のこと。 それだけではない。 すごく考えさせられる、というかハッとさせられる、というか… こどもの価値観と大人の価値観、本当の個性とは?先入観や固定観念等々、さくらももこさんが、包み隠さず幼い頃の自分を内外から吐露してくださっているからこそ、真剣に受け止めたい大切なことが盛り沢山‼️ たまちゃんとの、前向きなほろり話あり。 心暖まる作品です。
Posted by
作者が亡くなって初めて、店頭に平積みされているのを見て読む機会に接する作品があります。 アニメのちびまる子ちゃんを除けば、さくらももこ作品は、子供の頃に少女誌りぼんで掲載されていたちびまる子ちゃん位しか読んだことがありませんでした。 なので、本作は私が初めて出会うさくらももこ...
作者が亡くなって初めて、店頭に平積みされているのを見て読む機会に接する作品があります。 アニメのちびまる子ちゃんを除けば、さくらももこ作品は、子供の頃に少女誌りぼんで掲載されていたちびまる子ちゃん位しか読んだことがありませんでした。 なので、本作は私が初めて出会うさくらももこ作品になります。 中学生の頃、本好きの友達に【もものかんづめ】をオススメされたこともあるのですが、当時の私はホームズとルパンと少年探偵団の血湧き肉躍る冒険譚に夢中だったので、 「エッセイとかおもんないし(読んだことない)。一般人の日常の話とか面白くないに決まってるし(読んだことない)」 と一蹴したものでした。なんつークソ生意気な……。マユメ、元気にしてるかな……。 二十も半ばを過ぎてからは、好きな作家のエッセイを手始めに読むようになりましたが、割りと書店のエッセイジャンルの中では王道なさくらももこ作品は、何故か手に取る機会なく過ごしてしまいました。 今回、さくらももこ先生の訃報に接して、やっと、ようやく、本作を手に取りました。 結論 : 声だして笑った。 中学生当時に出会えなかったことを嘆くべきか、ようやく出会えたことを喜ぶべきか。 とりあえず、折を見てさくらももこ作品は買うだろうな。一気に読むんじゃなく、夕食後にまったりしてる時間とか就寝前に少しずつ読んでいくのがいい感じだな。エッセイってそうやって楽しむジャンルなんだなって最近改めて気付けて、ちょっと嬉しい。
Posted by