危ない中国 の商品レビュー

上田愛彦(著者),重村勝弘(著者),杉山徹宗(著者)

2011/01/29

2006年発行され、2005年までの情報がのっている。
ちょっとふるいが、いまの中国の軍事情報を分かる本である。
というのも、中国は2005年に2010年を目標にして、軍事改革を行っている。
まずは陸軍の減員し、（１５０万人を減員）軽戦車を減らし、主力戦車や攻撃ヘリを増やしている。つまり、量から質へのシフト。
さらに核戦略を、最小限核抑止戦略から、制限核抑止戦略へシフトしている。
つまり、アメリカを相手に対等になるための準備である。
冷戦時代にアメリカがかってなことができなかったのは、ソ連という強大国がいたからであるという考えてもある。

こういう大きい目標は長い時間が必要であるため、未来を考えていまから準備する必要があるのだ。
ふるいが、この本をよめばいまの中国がすこし見えてきた。