詩を書く の商品レビュー
「詩」について、「書くこと」について、谷川俊太郎氏が綴った文を集めたもの。 私は「ことば遊びの周辺」が、とてもいい学びになった。
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琉球大学附属図書館OPAC http://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA76575568
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詩を書くとはどういうことか、言葉にはどのような力があるのか、言語と文章はどういう関係にあるのかなど、非常に興味深い。パターン・ランゲージを書くということに照らしても、とても示唆的。やはり、僕が思っていたとおり、パターン・ランゲージを書くことは詩を書くことに似ている。そのことが実感...
詩を書くとはどういうことか、言葉にはどのような力があるのか、言語と文章はどういう関係にあるのかなど、非常に興味深い。パターン・ランゲージを書くということに照らしても、とても示唆的。やはり、僕が思っていたとおり、パターン・ランゲージを書くことは詩を書くことに似ている。そのことが実感できた一冊。
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日本で「詩」で食える人はどれくらいいるのだろう。自分は谷川俊太郎以外を知らない。本書では詩を「なぜ」書くかが中心で有り、「どう」書くかはほとんど論じられていない。明確な方法論が確立していないことが、まさに詩の書き方なのかもしれない。 映画「今を生きる」で教師のキーティングが...
日本で「詩」で食える人はどれくらいいるのだろう。自分は谷川俊太郎以外を知らない。本書では詩を「なぜ」書くかが中心で有り、「どう」書くかはほとんど論じられていない。明確な方法論が確立していないことが、まさに詩の書き方なのかもしれない。 映画「今を生きる」で教師のキーティングが詩のハウツーを論じた教科書を生徒に破り捨てるよう指導する場面があるが、まさにそれと共通するものがある。 おそらくは詩のハウツーはあるのだろう。だが、詩のハウツーによって詩を創作しようとするその意識自体が「仏作って魂入れず」の状態に陥らせてしまう。
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2012年88冊目。 「ことば」を巡る哲学あれこれ。 詩は「詩人の思想の独白」ではないが、 「他者と分かち合える感動」を含んでいなければならない。 谷川さんの詩は、深いところから、純粋に素朴に書かれているのだろうが、 あまり意味が読み取れたことはないし、 谷川さん自身も「意味を...
2012年88冊目。 「ことば」を巡る哲学あれこれ。 詩は「詩人の思想の独白」ではないが、 「他者と分かち合える感動」を含んでいなければならない。 谷川さんの詩は、深いところから、純粋に素朴に書かれているのだろうが、 あまり意味が読み取れたことはないし、 谷川さん自身も「意味を追及されるのは迷惑」と述べている。 ん~、まだまだ未知です・・・詩・・・ ==================== 2011年30冊目。(2011.4.14) 詩の書き方のテクニックを学ぼうとして読むと、ますます分からなくなると思います。笑 文章に「意味」を持たせる以上の何か。 「詩は詩人の思想表明ではない」とはっきり書いてあった。 だとしたら何なのか。 それは素人には分からなかったし、詩人にも分からないんだと思う。 「分からないのにひかれる何か」が、詩を愛する人が求めていることなのかもしれないと感じました。
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