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スローフードな日本! の商品レビュー

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2017/05/23

「スローフードな人生!」を学生時代に読んで以来、何年かに一番手に取る愛読書となっていたが、偶然図書館で本書を見つけて僥倖だった。 前者は紀行文としても楽しめ、おいしそうな表現にヨダレが垂れそうになることしばしば…でもこちらはその勢いがちょっと陰ったような。身近な国内のネタとなった...

「スローフードな人生!」を学生時代に読んで以来、何年かに一番手に取る愛読書となっていたが、偶然図書館で本書を見つけて僥倖だった。 前者は紀行文としても楽しめ、おいしそうな表現にヨダレが垂れそうになることしばしば…でもこちらはその勢いがちょっと陰ったような。身近な国内のネタとなった分、生々しさが増して、反対側からの視点の少ない一方的な文章に思えてしまった。年取ったからかな。

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2013/08/24

2006年に出版されるも、長く積本して有ったが、最近同作者の「スローシティ」を読んでひっぱりだしてきた。 怖かった。この本を読んだらいかに現在食べているものが体に良くないものかということがわかる。特に衝撃的だったのは、60年代まで野菜をサラダで食べることが少なかった日本でドレッシ...

2006年に出版されるも、長く積本して有ったが、最近同作者の「スローシティ」を読んでひっぱりだしてきた。 怖かった。この本を読んだらいかに現在食べているものが体に良くないものかということがわかる。特に衝撃的だったのは、60年代まで野菜をサラダで食べることが少なかった日本でドレッシングを普及させるためという大手メーカーの思惑で味のない野菜を作る品種改良がおこなわれたということ…”食”について強く考えさせられる1冊だった。

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2010/05/22

スローフードとは、味の多様性を楽しむこと。それは(1)質の良いものを作ってくれる小さな生産者を守ること(2)子供を含めた消費者への味の教育(3)ほっておけば消えそうな味を守ることから始まる。それには「お皿の外の世界」、つまり、今自分が口にしているものは誰が・どうやって作った食材な...

スローフードとは、味の多様性を楽しむこと。それは(1)質の良いものを作ってくれる小さな生産者を守ること(2)子供を含めた消費者への味の教育(3)ほっておけば消えそうな味を守ることから始まる。それには「お皿の外の世界」、つまり、今自分が口にしているものは誰が・どうやって作った食材なのかを知ることが重要です。「添加物がいっぱい」「安心できる食がない」と危機感ばかりをあおる人・本は多いですが、本書はそういった危険に関する記載とともに、「質の良いものを作ってくれる生産者」や「本来存在する多種多様な味を残そうと奮闘している人々」や「ほっておけば消えそうな味を守っている人々」に焦点をあて、大量消費時代の現代において、本来の食とその多様性を現実に守っているこれらの人々の思いや苦労を通して、食のあるべき姿を明確に描きだしています。親子関係や故郷との関係、都市と農山漁村との関係、人類と自然との関係・・・「あらゆる関係性の真ん中に食がある」。食を見直すことは、すべての関係性を見直すこと。本書は食を見直すにあたって身近な視点で自分と食との関係を考えさせてくれるうってつけの一冊です。類稀な秀逸のノンフェクション。

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2009/10/04

「スローフード」という言葉には何やらうさんくさい感じが拭えないのだが、著者の「小さい農家、小さいお店を守る」という考えには賛同である。

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2009/10/04

・・・!!(∂△∂;) かなりショック。 これが今の日本の現状かぁ。。 養老先生もこの本を読みました。 野菜も!納豆も!醤油も! できる限り自分でつくったものを 食べたいなと思いました。 元々スローライフとかには興味が あったので、いつか田舎暮らしを したいです。テレビ(銭金)...

・・・!!(∂△∂;) かなりショック。 これが今の日本の現状かぁ。。 養老先生もこの本を読みました。 野菜も!納豆も!醤油も! できる限り自分でつくったものを 食べたいなと思いました。 元々スローライフとかには興味が あったので、いつか田舎暮らしを したいです。テレビ(銭金)の 影響もあるんですけどね。

Posted byブクログ