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「超」言葉力 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2010/09/29

言葉力について知りたくて読書。 著者の本は3冊目。とても優しい文体で柔らかく伝わってくる。 心を込める。これが今の自分が意識することだと気づいた。 話す、使う、書く言葉を大切にする。それが品格を作っていく。 読書の大切さを改めて考えた。 インターネット時代となり、メールで...

言葉力について知りたくて読書。 著者の本は3冊目。とても優しい文体で柔らかく伝わってくる。 心を込める。これが今の自分が意識することだと気づいた。 話す、使う、書く言葉を大切にする。それが品格を作っていく。 読書の大切さを改めて考えた。 インターネット時代となり、メールでのやり取りも増え、サイトで日本語を読んだり、メール等で日本語を書いたりする機会は以前より格段に増えていると思う。だけど、著者が指摘するとおり新聞と書籍の読書は異なるものだと思う。まして、サイトの文章の質は新聞ともさらに違うものだと思う。 自分を勇気づけ、奮い立たせ、心を強くする言葉を常に側に置いておきたい。 相手主義で、関心を持って、心を込めた言葉を使い、もっと聞き上手になりたい。 西郷隆盛の敬天愛人 道は天地自然の道理であるから、学んで行くには敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ。 1.自分勝手な憶測をするな。 2.人に無理強いをするな。 3.物事に固執しすぎるな。 4.自分の我ばかり通すな。 論語の教えからの引用らしい。論語、儒教、道教などの影響は大きく、それを日本の歴史を作ってきたのだと改めて思う。 現代では軽視されがちな先人からの遺産を謙虚に学び直すことが今必要であると個人的には思う。 再読したい本。 読書時間:約45分

Posted byブクログ

2009/10/04

言葉にとげのある人が多い。若くて、まだ恋愛の延長戦上にあるような時には仲直りできるかもしれない。しかし、恋愛の熱から冷め、人生のパートナーとして歩んでいくときほど、ちょっとしたした気くばりのある言葉が求められる 西郷隆盛のいう、己に克ち、「敬天愛人」の道を守るために、次の...

言葉にとげのある人が多い。若くて、まだ恋愛の延長戦上にあるような時には仲直りできるかもしれない。しかし、恋愛の熱から冷め、人生のパートナーとして歩んでいくときほど、ちょっとしたした気くばりのある言葉が求められる 西郷隆盛のいう、己に克ち、「敬天愛人」の道を守るために、次の4点を注意せよ述べている。 1自分勝手な推測はするな 2人に無理強いをするな 3物事に固執しすぎるな 4自分の我ばかりを通すな 司馬遼太郎は『功名が辻』の中で、 一豊と結婚したばかりの千代は、夫への言葉と態度で自信を持たせていく。 一国一城の主になれるなど大それたことを思ったこともない一豊に対し、 「お顔を見、お心を見て、きっと一国一城のあるじにおなり遊ばすお方だと思いました」と言ってのける。  自惚れという肥料だけが、大器ある男を伸ばす道だ。それが武将であれ、禅僧であれ、絵師であれ。  かしこい千代は、その機微を知っている。

Posted byブクログ