学生と読む『三四郎』 の商品レビュー
学びの場というのは、本当にいいものだ。 これを読んで大学生に戻りたくならない大人はいないのではないか。(笑) 大学運営の内実まで教えてくれる。入学直後に読んでいればよかった‥笑
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感情移入する読み方しかできない学生も、苦労する。感情移入できる小説しか受け入れられないからである。そして、そういう学生はたいてい感情移入できる幅がものすごく狭いのだ。 社会人学生が学び直すことは、いわばそれまでの自分の生き方の否定につながるとも言える。逆に言えば、自己否定にならな...
感情移入する読み方しかできない学生も、苦労する。感情移入できる小説しか受け入れられないからである。そして、そういう学生はたいてい感情移入できる幅がものすごく狭いのだ。 社会人学生が学び直すことは、いわばそれまでの自分の生き方の否定につながるとも言える。逆に言えば、自己否定にならないような学び方では十分に学んだことにはならないのである。その過酷さが実を強張らせてしまい、彼らを柔軟性から遠ざけるのではないだろうか。
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石原教授の授業「近代国文学演習1」の一年間。これをもっと早く読んでいれば…。 実際のレポートがのっているのがおもしろい。学生の成長がはっきり見えてくる。同じ学部二年の私は、このレベルのレポートは書けません。 勉強へのやる気がメラメラと燃え上がる本です。国文学を勉強する人には...
石原教授の授業「近代国文学演習1」の一年間。これをもっと早く読んでいれば…。 実際のレポートがのっているのがおもしろい。学生の成長がはっきり見えてくる。同じ学部二年の私は、このレベルのレポートは書けません。 勉強へのやる気がメラメラと燃え上がる本です。国文学を勉強する人にはおすすめ。
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ゼミとはこういうものでないといかんなあ,と感じ入る本.実際にやれっていわれたら嫌だが. 「感情移入する読み方しかできない学生も,苦労する.・・・そういう学生はたいてい感情移入できる幅がものすごく狭いのだ」.なぜかここに共感する.
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これはおもしろい。出てくる学生の論文に圧倒されます。絶対にこの筆者のゼミには入れないなって感想がまず出てきます。
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