講道館柔道対プロレス初対決 の商品レビュー
以前NHKのBSブックレビューで多分夢枕獏さんが推薦していた本だと思う。 その番組はお互いの推薦する本を評しあうのだが、他の評者が「こんな機会でもないと絶対自分では読まない」と言っていたのが印象的だった。 柔道vsプロレスなんてまるで少年漫画の設定のようじゃないか。 しかしオリン...
以前NHKのBSブックレビューで多分夢枕獏さんが推薦していた本だと思う。 その番組はお互いの推薦する本を評しあうのだが、他の評者が「こんな機会でもないと絶対自分では読まない」と言っていたのが印象的だった。 柔道vsプロレスなんてまるで少年漫画の設定のようじゃないか。 しかしオリンピックで柔道がなぜ時間制限つきなのか、一本だけでなく有効や技ありがあるのか等知るには、柔道が国際化にむけて進展した黎明期のことを書いたこの本はもってこいだ。 なんせ、レスラーは柔道技で投げられてもなげられてもゾンビのように立ち上がってきたんだそうだ。文化が違うというのはそういうことなんだという当たり前のことを気づかせてくれる本だ。
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