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怪談徒然草 の商品レビュー

4.1

19件のお客様レビュー

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著者が体験した怪奇体…

著者が体験した怪奇体験をまとめたもの。私は実話怪談はあまり怖いと感じない。

文庫OFF

2023/12/31

加門七海さんは江戸の風水とか歴史とか呪いとか、そういったものに詳しい方と思っていたけど、それだけではなかった。ご本人自体がこんなに憑かれやすい方だとは!霊の気配のないはずのホテルでもなにかを連れてきちゃったり。日々大変そうです。 有名な三角屋敷の話は、なんとなんとわざわざ悪い土...

加門七海さんは江戸の風水とか歴史とか呪いとか、そういったものに詳しい方と思っていたけど、それだけではなかった。ご本人自体がこんなに憑かれやすい方だとは!霊の気配のないはずのホテルでもなにかを連れてきちゃったり。日々大変そうです。 有名な三角屋敷の話は、なんとなんとわざわざ悪い土地相の場所に悪い配置で作られたマンションで、住んでいる人で実験しているのではとのこと。世の中にはこういう発想の人もいるだと驚きました。

Posted byブクログ

2021/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。 この本を「文藝百物語」の後に読んだから三角屋敷の話者を間違えて覚えてたんだな。 それにしてもますます興味がわく三角屋敷。 誰が、が一番気になる。 どなか突き止めた方はいるのだろうか?どこかでそれに関してのものを読んでみたい。 旅館系の怪談が好み。 宿を変えてもついてくるってのは怖いね。 「絶世の美女の正体」のように結果がぼんやりとしてるのはまさに実話系。あぁ、その後が知りたい! こんなとこにも三津田氏が。嬉しい。 作者と三津田氏と東氏のやりとりににんまりしてしまう。 怪談好きにはたまらない本書。 満足です。

Posted byブクログ

2019/02/05

まさしく徒然なるままに収拾した怪談、といった具合で、そもそもホラー文庫なんだから予想はある程度つく中での巷説怪談…なればこそ展開に突飛なく、ページをめくる指も鈍る

Posted byブクログ

2017/08/13

正気かこのおばさんって思うところもあるけどこんなゾクッとするのは久しぶり!怖い話見飽きた人こそ楽しめる!

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2016/09/10

 おそらく再読。  霊や人ならざるモノに対して、ことさら怯えず、敵意ももたず、ただ「在るもの」とするスタンスは面白い。  あるいは、見えてしまえばそうなるのか。  わからないものをわからないままにする生き方というのもいいなぁと思った。  しかし、悪意の塊みたいな三角地のマンショ...

 おそらく再読。  霊や人ならざるモノに対して、ことさら怯えず、敵意ももたず、ただ「在るもの」とするスタンスは面白い。  あるいは、見えてしまえばそうなるのか。  わからないものをわからないままにする生き方というのもいいなぁと思った。  しかし、悪意の塊みたいな三角地のマンション怖い……。

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2012/11/26

ほんとうにあった怖いお話の本です。 霊感のつよい作者の体験談です。 こういう話は、ほーんと怖いんだけど、 「こえ~~~」って思うだけじゃなくて 何か根拠があって、怖い体験になってるというのを感じます。 やっぱりね、邪念や侮辱でいろんな事を行ってはいけないのよ。 これは、日常生活...

ほんとうにあった怖いお話の本です。 霊感のつよい作者の体験談です。 こういう話は、ほーんと怖いんだけど、 「こえ~~~」って思うだけじゃなくて 何か根拠があって、怖い体験になってるというのを感じます。 やっぱりね、邪念や侮辱でいろんな事を行ってはいけないのよ。 これは、日常生活からしてマナーや礼儀を ちゃんと守っていればいいのよね。 何事も敬う気持ちを忘れてはいけないことですね

Posted byブクログ

2012/05/31

著者が語る自らが体験した怪奇譚。淡々とした語り口のためついつい読み進めてしまうので,夜のお供にはお勧めしません。現代の実話という身近な恐怖に眠れなくなってしまいますから。

Posted byブクログ

2012/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 オカルトに造詣が深く、かつ自身も様々な怪しき体験をしている作家・加門七海さんが、語り形式で、自身が体験したり聞いたりした怪異譚を披露した、傑作怪談本。  壇ノ浦から「平家御一行様」の「安芸の宮島・清盛対面ツアー」のお手伝いをさせられてしまった、『壇ノ浦の平家』  コントのようなブラックコメディのような、でも本当の話、『嫌な感じの幽霊』  金儲けに走って神社を改装した関係者達に降りかかる祟り話(を半ば無理矢理に聴かされた)、『九人の氏子と神主』  「生兵法は怪我の元」と魔術を安易に行使すること、メディアが安易に広めることを戒めるような話の、『オカルト事始め?』  そして、トリを飾るのは、明らかな悪意を持った何者かによる魔術的実験が繰り返されるマンションに引っ越した作家と、その友人である著者に起こった様々な怪異とその顛末を、後日談まで含めて語り尽くす、『三角屋敷を巡る話 完全封印版』  もうね、『三角屋敷~』は凄いです。安価に量産されている粗雑な三流・四流ホラーなんかよりよっぽど怖い。  これ、映画化したら大ヒットするんじゃないのか、と思うぐらいのオカルト・ウォーズです。  でもそれは、実践者にしてみたらとんでもない営業妨害なので、企画が立ち上がったら、著者を含む全ての関係者にナニカが起こること間違い無しでしょうね。  この本は、怖い怖くない云々以前に、面白かったです。オススメです。

Posted byブクログ

2010/10/17

なぜか二冊買ってしまった本。 はじめの法は怖いけど、全編通して読むと なんだかホッとする(私だけ?)親切な作り。 お気に入りの一冊

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