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帰郷 の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/12/09

時効になった事件の謎を解く。前半はなかなか進まなかったが、後半は一気に読了。ただ、結論は比較的早くに想像できた。

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2019/07/12

鳴沢了シリーズ5作目。シリーズが進むに連れて安定感を増してきた印象。今回は特に時間や捜査権限の制約、限定された登場人物の中で、よくここまで納得感の高い刑事小説に仕立て上げたなと感心した。本作を読む事で、本シリーズは鳴沢了という一人の男の成長の物語なんだという事も強く実感出来た。

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2018/11/09

刑事 鳴沢了シリーズ 第5作目 父の葬儀のために帰郷した鳴沢刑事は、父が唯一解決できず時効になった殺人事件の遺族から事件を解決して欲しいと頼まれる。 他県で捜査権もない鳴沢が父への挑戦か、自分の刑事魂に逆らえないのか、短い期間で事件関係者に情報を聞き出していくと、意外な犯...

刑事 鳴沢了シリーズ 第5作目 父の葬儀のために帰郷した鳴沢刑事は、父が唯一解決できず時効になった殺人事件の遺族から事件を解決して欲しいと頼まれる。 他県で捜査権もない鳴沢が父への挑戦か、自分の刑事魂に逆らえないのか、短い期間で事件関係者に情報を聞き出していくと、意外な犯人像が浮かび上がってくる。 父も同じ考えをしていたが、犯人の意外性から突き詰められなかった無念さを、父嫌いの鳴沢が解決し、同時に父の人間性にも気付いていく。 このシリーズでは鳴沢刑事が父に寄せる思いの懐柔が見て取れ、また一つ成長がうかがえる。 ただ、いろいろ伏線があるわりには、殺しの動機、背景がやや弱いかなと感じましたが、充分次回作を期待してしまう出来上がりでした

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2018/06/17

話があるんですー父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決案件を再捜査しろというのだ。奇しくも時効は葬儀の当日であった。遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号ー父が遺した事件を...

話があるんですー父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決案件を再捜査しろというのだ。奇しくも時効は葬儀の当日であった。遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号ー父が遺した事件を追って雪の新潟を鳴沢、疾る。

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2016/10/21

シリーズ5冊目。前回で、やっと鳴沢との雪解けを思わせた父が亡くなり、葬式の為、新潟へ帰省したことから話は始まる。父の唯一、迷宮入りとなった事件に巻き込まれた鳴沢。途中でなんとなく犯人が分かるが、今作はなんといっても、鳴沢が事件を追うにあたり、これまでの父との関係で新たな発見をする...

シリーズ5冊目。前回で、やっと鳴沢との雪解けを思わせた父が亡くなり、葬式の為、新潟へ帰省したことから話は始まる。父の唯一、迷宮入りとなった事件に巻き込まれた鳴沢。途中でなんとなく犯人が分かるが、今作はなんといっても、鳴沢が事件を追うにあたり、これまでの父との関係で新たな発見をするところがとても印象的でした。成長して頼もしくなった海くんの再登場も嬉しいです。さて、鳴沢がラストで思いついた計画とは?

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2016/05/30
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※アマゾンより引用 ■内容 話があるんです―父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決案件を再捜査しろというのだ。 奇しくも時効は葬儀の当日であった。 遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号―父が遺した事件を追って雪の新潟を鳴沢、疾る。

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2016/05/14

話があるんです―父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決案件を再捜査しろというのだ。奇しくも時効は葬儀の当日であった。遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号―父が遺した事件を...

話があるんです―父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決案件を再捜査しろというのだ。奇しくも時効は葬儀の当日であった。遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号―父が遺した事件を追って雪の新潟を鳴沢、疾る。

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2015/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

堂場瞬一、刑事・鳴沢了シリーズ第5巻。 警視庁青山署の刑事、鳴沢了は、父親の葬儀のため、新潟に戻っていた。葬儀自体は県警が仕切っていたため、了は挨拶をする程度だった。葬儀の日は、父が捜査した殺人事件の時効の日だった。 葬儀の翌日、15年前に殺人事件で殺された鷹取洋通の息子である正明に声をかけられる。当時捜査を担当したのが、了の父親で、唯一解決できなかった事件である。 当時、正明の証言から容疑者として、同じNPO団体を設立した羽鳥美智雄が容疑者として捜査されたが、検挙には至らず未解決となった。 正明は、羽鳥に犯行を認めさせるよう了に迫る。 了は、新潟県警の元部下である大西海の協力を得て正明と羽鳥の周辺を調査していくうちに、父が感じていたある疑問に行きつく。 当時父も自分の考えを押し殺し、捜査本部の捜査方針を曲げることができなかったことが、父が残した備忘録から読み取れた。 15年前の殺人事件の真相と犯人は…

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2014/08/14

結末はなんとなくわかっていたものの、一気に読み進めれた。最後の結末には、もう少しひねりがあってもよかったかも。

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2014/07/19

鳴沢シリーズ5作目。買うときにカバーにあるあらすじを読んで、ああお父さん亡くなったのね・・・と先に知る。今回もまたよくわからん事件やったけど、なんとなく筋書きは読めたかも。 優美があんまり出てこなかったからよかった(笑) 海くんが成長して出てきたのが面白かった! このシリーズが...

鳴沢シリーズ5作目。買うときにカバーにあるあらすじを読んで、ああお父さん亡くなったのね・・・と先に知る。今回もまたよくわからん事件やったけど、なんとなく筋書きは読めたかも。 優美があんまり出てこなかったからよかった(笑) 海くんが成長して出てきたのが面白かった! このシリーズがどう終わるのか気になる。 夏休みの間に全巻制覇したい!

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