太平洋の薔薇(上) の商品レビュー
柚木が船長を務める貨物船がハイジャックされた。 ただの積荷が目的ではなく、そこにはアルメニアやクルド人のテロリストが何かを企んでいた。 柚木は無事生還できるのか。 笹本作品にあるあるの世界規模のテロ。ちょっと話が大きすぎないか?
Posted by
笹本さんの海を舞台にした話、初めてでしたが手に汗握る展開が繰り広げられ、とても楽しんでいます。 柚木親子の再会を希望に下巻が早く読みたい。 いろんな立場から描かれているからこその臨場感もたっぷりです。
Posted by
インドネシア近海、世界一周クルーズ豪華客船上、シンガポール、ロシア、アメリカ…国際スケールの大きさと五局の土台作りの前半、そして速度を上げた動きが絡み出す後半。各所キャストを見事に確立し繋ぎだす…海洋スペクタクル!?いやいや、多ジャンルも盛り込まれた分類不能の面白さ♪。…下巻へ続...
インドネシア近海、世界一周クルーズ豪華客船上、シンガポール、ロシア、アメリカ…国際スケールの大きさと五局の土台作りの前半、そして速度を上げた動きが絡み出す後半。各所キャストを見事に確立し繋ぎだす…海洋スペクタクル!?いやいや、多ジャンルも盛り込まれた分類不能の面白さ♪。…下巻へ続く
Posted by
海洋冒険小説。外航貨物船、海賊による乗っ取り、嵐の中の緊迫した航海(追跡)豪華客船の優雅な生活、海上保安庁、ソ連崩壊後の兵器の拡散。なんでも出てきて楽しい。
Posted by
登場人物が多すぎて大変。特にロシア人。 場面も次々変わるので、巻頭で名前をチェックしながら読みました。 途中で読み慣れてくると、ハマります。
Posted by
最高の美女とプロフェッショナルな男たちの物語。 最後の航海、海賊による船の乗っ取り、テロリスト、謎の大富豪、生物兵器、複雑な国際関係とたくさんの要素を盛り沢山にして、それでもまとめきった作者の技量には素直に賞賛の声しか上がりませんでした。 柚木艦長とキリエフ艦長が文句なしのいい...
最高の美女とプロフェッショナルな男たちの物語。 最後の航海、海賊による船の乗っ取り、テロリスト、謎の大富豪、生物兵器、複雑な国際関係とたくさんの要素を盛り沢山にして、それでもまとめきった作者の技量には素直に賞賛の声しか上がりませんでした。 柚木艦長とキリエフ艦長が文句なしのいい男でしたが、それにもまして、ロートルな貨物船「パシフィックローズ」が「いい女」だったと思います。最後の航海を死力を尽くして乗り切ってくれた「彼女」は最高の美女です。 ラストシーンには無条件で胸が熱くなります。
Posted by
知人に薦められました。チラッと内容を聞いたらダーク・ピットの全盛期を連想しましたが、表紙もそれを裏付けるような。ちょっとワクワクしますね。 上巻読了。やっぱり下巻も買っておけば良かったです。
Posted by
初めての航海ものを読みました。 嵐の中での船のゆれって想像を絶するほどのものなんでしょうね。 (船酔いって、すっげぇ~つらいっすものね。) 航海・テロリスト・生物兵器・ロシア どんな結末が待っているんだろう・・・
Posted by
テロリストに乗っ取られる船舶という設定は若干「亡国のイージス」を彷彿とさせるものがあるが、こちらはこちらでなかなか面白い。文体やディテールを楽しむといった類の小説ではないが、期待を裏切らない典型的「国際謀略+海洋冒険」活劇で読んでいてわくわくする。
Posted by
面白かったです。著者の十八番の冒険小説。今回は世界の海を舞台にしたスケールの大きな話です。外人が多くて名前を覚えるのが大変だけど、なんとなく全容がつかめてきました。柚木キャプテン、頑張れ!
Posted by
- 1
- 2