沖縄・離島のナ・ン・ダ!? の商品レビュー

沖縄ナンデモ調査隊(著者)

2014/07/15

沖縄の中でも離島にこだわり、離島ならではの文化や生活習慣などイロイロ。特に宮古、八重山の先島文化圏は新鮮で楽しい。

2013/07/05

読書録「沖縄・離島のナ・ン・ダ!?｣4

著者　沖縄ナンデモ調査隊
出版　双葉文庫

p232より引用
“戦前・戦後の食糧難のとき､葉は燃料として､実や幹は食材として、
雄花は肥料として､村民を飢餓から救ったソテツの恩恵に対し､｢生きる力｣の象徴として粟国村の村花木になっているのだ。”

　沖縄の島々の文化や社会を愛して止まないライター集団による､沖縄の離島について詳しく紹介する一冊｡
　沖縄本島周辺から与那国島まで､沖縄を舞台にした映画などを交えて書かれています｡

　上記の引用は､ソテツを食料にしている粟国島と久米島について書かれた項での一文｡そのまま食べると毒性があり危険だそうですが､しっかりとした方法で毒抜きをすれば問題なく食べられるように書いてあります｡昔の人の食べ物を得るための工夫は素晴らしい物だなと感服すると同時に､工夫次第で食べることが出来る物は、きっとまだまだ沢山あるのだろうなと思いました｡
　方言で書かれた会話の部分が､とてもよい雰囲気を出しています｡

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2011/10/25

石垣島、西表島を旅した後、
八重山を中心とした離島に興味を持って読んでみたところ、
興味深いことのオンパレード。

いまとても気になっているのは、
与那国島では約１００年前まで人頭税が課されていて、
納税額を下げるために、いわば“人狩り”が行われていたということ。

「馬に乗れてたのしそう」といった印象しか持っていなかったけれど、
つい１００年前まではこんなに辛い現実の中で生きていた島だったんだ。

これは行かねばならない。

2009/10/04

沖縄通たちが、沖縄離島独特の文化や習慣を紹介する本。沖縄の人たちの気性や気候によるユニークな情報がてんこ盛りで、読んでいて単純に楽しい。沖縄離島を制覇したくなる一冊。

2009/10/07

知らない人は「本当に実話か？」と疑うだろうなぁ。でもわたしは全部ありうる、と納得できる。沖縄も十分スゴイけど離島はそれに輪をかけてスゴイんだもん。トップの話が「路上寝込み」。あはは。