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八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅 の商品レビュー

4.2

21件のお客様レビュー

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2023/07/09

こんな方がおばあちゃんだったらと思いながら読みました。自分の仕事をしながら英語を学んで、何度もひとり旅をするなんて、スタミナの持ち主だったのですね。

Posted byブクログ

2023/03/04

70代の母のために借りた本でしたが、とても感銘を受けました。 人間は何歳になっても学ぶことができ、行動することができるんだと心強くなりました。

Posted byブクログ

2022/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本を執筆した当時、著者は八十四歳。 しかし九十何歳だったかの本も出版されているのを見たような気がする。 とにかく好奇心旺盛で、前向きで、パワフルな人なのである。 英語を勉強し直したのが53歳、そして55歳からはグループレッスンから個人レッスンに切り替える。 ”今から思えば五十五歳という歳は、なんと若く、未来をたっぷりはらんだ年齢だったことだろう。私は女学生の気分であった。” 六十五歳で取材を兼ねてイギリスをひとりで旅行し、次の年からは自分で計画を立ててイギリスの一人旅行をほぼ毎年行うことになる。 ”今度は、はじめから終わりまで、自分ひとりで手配し、行動する、完全ひとり旅となる。そこで私は、社長も社員も私ひとりだけの”清川旅行社”を設立した。個人旅行はほんとうに手配が大変だが、旅行者の社長だと思えば、むしろ愉しい。” こういう思考が、長生きの秘訣なんだよね、きっと。 ”ひとりの食事を楽しむコツはいろいろあるが、おいしい料理を記録しておくことも、そのひとつ。” 料理だけではなく、実にこまめにいろんなことを記録していらっしゃいます。 出会った人が発した、ちょっと気の利いた言葉などもノートに書いてもらうことにより、正確に記憶に残ることにもなります。 彼女は積極的に人と知り合い、せっかくの縁を大切にし、十何回もイギリス旅行をしたころには、イギリスに知人(友人)がたくさんできていました。 このバイタリティには脱帽。 そして高齢女性の日本人旅行者を迎えるイギリスの人たちがまた、とても素晴らしい。 さりげなく、当たり前に手を差し伸べる姿は、とてもスマート。 見てみぬふりをしがちな日本人は、シャイというよりも多分不人情。 look after=世話をする、気を付ける after you=お先にどうぞ my pleasure=どういたしまして 覚えておきたい言葉の数々。 私もまた英語を勉強し直したくなってきた。 ただ、イギリスに旅行に行くことはないだろうし、英語で外国人と会話したいとも思っていない。 洋画を、英語の字幕を見ながら耳でも聞き分けられるくらいになりたい。 または、英語の絵本を自分で訳して読めるくらいになりたい。 今はちょっと時間がないけれど、この気持ちは忘れないように記録しておこう。

Posted byブクログ

2022/06/08

53歳で英語を勉強し始めた著者が84歳までイギリスにひとり旅するようすが描かれたエッセイ。 英語を勉強する過程やひとり旅で人と出会って交流する様子がたくさん描かれていて人とコミュニケーションとるっていいな、温かい気持ちになるな、自分から積極的に関わっていけばこんな充実した生活にな...

53歳で英語を勉強し始めた著者が84歳までイギリスにひとり旅するようすが描かれたエッセイ。 英語を勉強する過程やひとり旅で人と出会って交流する様子がたくさん描かれていて人とコミュニケーションとるっていいな、温かい気持ちになるな、自分から積極的に関わっていけばこんな充実した生活になるんだなと思った。 英語に限らず、歳をとっても好奇心を持って学んでいくと若々しく、楽しい人生になりそう! イギリスでの食事は「何か軽いものを」と頼んでいる。 英語ではイエス・ノーがはっきりしている。日本語にはない。英会話を勉強すると決断力がつく。

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2021/03/20

素晴らしいなあ。53歳で英語の勉強を始め65歳からイギリスに一人旅、計13回も行かれているとは! p15 今から思えば五十五歳という歳は、なんと若く、未来をたっぷりはらんだ年齢だったことだろう。私は女学生の気分であった。ペラペラには程遠かったが、語学を習得するプロセスは愉しさに充...

素晴らしいなあ。53歳で英語の勉強を始め65歳からイギリスに一人旅、計13回も行かれているとは! p15 今から思えば五十五歳という歳は、なんと若く、未来をたっぷりはらんだ年齢だったことだろう。私は女学生の気分であった。ペラペラには程遠かったが、語学を習得するプロセスは愉しさに充ちていた。ものの考え方や形容の仕方が、英語と日本語とでは違う。仕事にも役に立ったと思う。 しかも古典の先生でいらっしゃるので、英語を学ぶ際も、より深く理解力されるのではと推察。 48歳のわたし、まだまだ何でもできるなあ、と思った。わたしもやろう!

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2019/08/28

1921年生まれ、清川妙さん、39歳から物書きの仕事、53歳で初の海外旅行(外国取材)、58歳で英検2級、65歳で初めてのイギリスひとり旅(あこがれのイギリス鉄道旅行)、84歳、イギリスひとり旅。著者の行動力、積極性に拍手です。「八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅」、2006.3...

1921年生まれ、清川妙さん、39歳から物書きの仕事、53歳で初の海外旅行(外国取材)、58歳で英検2級、65歳で初めてのイギリスひとり旅(あこがれのイギリス鉄道旅行)、84歳、イギリスひとり旅。著者の行動力、積極性に拍手です。「八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅」、2006.3発行。

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2019/01/26

久しぶりに、あぁ手元に置いておいて時々読み返したい。と思う本に出会いました。私もこんなラブリーなおばあちゃんになりたい。生き方が素敵だなぁと思える年上の方に出会うと人生がより楽しみになる。 英語の勉強は長いことしていて、人壁超えてから、最近はお休みしがちだったけれど。もっと英語が...

久しぶりに、あぁ手元に置いておいて時々読み返したい。と思う本に出会いました。私もこんなラブリーなおばあちゃんになりたい。生き方が素敵だなぁと思える年上の方に出会うと人生がより楽しみになる。 英語の勉強は長いことしていて、人壁超えてから、最近はお休みしがちだったけれど。もっと英語が学びたい。純粋に英語という言語をもっと知りたいと思わせてくれる本でした。たえさんの言葉は英語も日本語も美しく暖かい。夢は抱き続けて、いくつになってもこれ!と思ったらやってみる!そんな好奇心のある心を持ち続けたいなぁ。

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2015/03/21

とても良かった。 ずっと英語が気になっていた私に背中を押してくれた様に思う。著者のお人柄が多くの人との出会いを生み、又そのお人柄が著書の随所に散りばめられていて、出会いや出会った人々との交流の仕方、彼女の生き方(日々の生活の仕方や考え方、物事の受け止め方も含めて)が読み取れた。 ...

とても良かった。 ずっと英語が気になっていた私に背中を押してくれた様に思う。著者のお人柄が多くの人との出会いを生み、又そのお人柄が著書の随所に散りばめられていて、出会いや出会った人々との交流の仕方、彼女の生き方(日々の生活の仕方や考え方、物事の受け止め方も含めて)が読み取れた。 エッセイの様な旅行記... ただ面白い興味深いという事以上に人生と言うものを「高み」へ導く教えがあると読み進んで感じた。 彼女の生きたがそうなのだと思う。 それは彼女が人生の先輩(今の私よりも年上だから..)としてその生き方から感じた事を多くの経験を通して著書の随所に散りばめてくれたからだと思う。 人生の一つの核となった英語...の様な事が本書に載っていたけれど、まさに英語を通して多くの事を感じた事が 私にも十分伝わった。 始めるに遅すぎる事はないと書いてあったと思う。又 丁寧な仕事をして来年もイギリスに旅する.. 人生とはきっとこういう事 日々を丁寧に生き、出会いに感謝し... そして素敵な先生に出会った事で彼女はこういう事を身を以て学び実行し高みを目指し、著書に書き記して下さった。 彼女の年齢だからこその言葉が本当に散りばめられている。 ふっと... これからの人生の事を色々考えた時に... ちょうど良いタイミングでこの本に出会えて良かった。 「清川 妙」さん... 素敵なミセスです。 そしてエレガント... 美しい言葉...それに合った物腰...そういう事も含めて英語力 話せるというだけではなく 何をどう話すか... 人としての中身と語学力... なんだか色々思うところあり...を、感じさせてくれる本当に素敵な本! こんな大人にもっと早く会いたかった!そう思える一冊

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2013/08/28

54歳から始めたという英語の勉強法もですが、「また、ていねいに仕事をしつづけて、あのホテルに休みに行こう」という一文が心に響きました♪

Posted byブクログ

2012/11/12

53歳で英会話学校に通い始め、64歳でイギリスを初一人旅。英語というのは勉強の対象だけでなく、あくまでコミュニケーションの大事なツールであると改めて思い知る。旅においても人との交流を何より大事にする筆者の姿勢と衰えぬ向上心に脱帽。

Posted byブクログ