マンガに教わる仕事学 の商品レビュー

梅崎修(著者)

2017/01/05

2006年刊行。著者は法政大学キャリアデザイン学部専任講師。働きマンや釣りバカ日誌など、マンガを素材に就業のありようや仕事の取り組み方を開陳していく。小説・映画ではなく、マンガを題材にすることで間口が広がった。逆に題材になるマンガも多様化している現実も？

2013/08/20

いろいろなマンガの主人公を通してキャリア論を教えていく上で役立ちそうです。有名な「難波金融道」だけではなく、「サラリーマン金太郎」その他、マンガもなかなか含蓄が深いものになっているのですね。

2011/05/22

私もいつか、上司と同じような立場に立ったら、いつでもそうできる人間になりたい、と。
仕事に対する自信、誰しも他人に認められれば、自信を持つだろうが、いってみれば、それは作られた偽りの自信である。そうじゃない本物の自信こそが、仕事の武器。

マンガもビジネス書に負けず劣らず、奥が深いな。

2014/10/27

［　内容　］
ビジネスマンガが多くの読者に読まれるようになって久しい。
現実をデフォルメして描かれることも多いが、実際のビジネスシーンを先取りするような場面も見られる。
本書では、厳選した四〇作品に描かれたさまざまな仕事現場での経験知に、働き方やキャリアデザインを学ぶ。
就職活動から定年後まで、仕事人生の魅力を再発見する。

［　目次　］
第１章　自分の仕事を探している若者に読んで欲しいマンガ（「ＳＨＯＰ自分」に教わる「自分病」からの脱出法；「まいど御愁ＳＨＯＷ様！！」にみる本気体験の大切さ　ほか）
第２章　会社の現実にぶつかったら読みたいマンガ（「係長ブルース」にみるしんどい仕事の現実とは？；「ＯＬ進化論」に学ぶ会社の楽しみ方　ほか）
第３章　会社の人間関係が複雑になってきたら読みたいマンガ（「怪傑！！トド課長」にみつける理想の上司；「人事課長鬼塚」に教わる部下を慮る心　ほか）
第４章　会社以外の生活を考えるために読みたいマンガ（“浜ちゃん”に学ぶ余暇の過ごし方；「酒のほそ道」に学ぶリラックスの方法　ほか）
第５章　仕事人生を振り返るときに読みたいマンガ（「部長島耕作」に学ぶ人生のエンディングプラン；「定年諸君！」にみる二周目の人生　ほか）

［　ＰＯＰ　］

［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］

［　参考となる書評　］

2009/10/04

職場で小さな楽しみをみつけるとか、職場で教師を見つけるとか、漫画から学ぶ仕事学。40作品入ってる。とてもよみやすいけど、1作品について2〜3ページでまとまってるので、浅いっていえば浅いかも。