ヒストリアン(Ⅱ) の商品レビュー
じっくりと読み進める本
ヒストリアン=歴史家の探求の旅は続く。中世から繋がるドラキュラ伝説の真相、そして竜の謎とは?ひたむきに真実を追究する彼らがたどり着いた場所とは?毎晩じっくりと読み進める本としてお薦め。2巻で完結します。
yui
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ヴラド・ドラクル、ヴラド・ツェペシュ… ややこしい!! ヨーロッパの歴史(主にビザンティン帝国とかオスマン帝国とか)の知識があれば面白いんだろうなと思う。 あと建築物の説明が多い。 街の景観を描写したいんだろうが、長すぎてややこしい。 映画化したら観たいなと思う。 ストーリー展開は面白かった。
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わたしの知識不足のせいが多分にあるだろうけど、とにかく背景が複雑だった。複雑なのは、ヴラド・ドラクリアを中心とする時代、宗教観、世相であって、父を探す娘とか教授を探す教え子には複雑なものはない。 死なざる者となったヴラドは、ある目的のために条件に適った者を捕らえる。 突如として現れる不気味な本。自分の周囲に起きる不可解な死。それらがヴラドの提示する条件だったとは。 そしてヴラド自身が集めた膨大な本に関する図書目録を作らせるのが目的とは。 正直言って拍子抜けした。それはわたしがヒストリアンでないからだと思う。 図書目録を作らせるために、あんなまわりくどいやり方をして試して、そして自分と同じ死なざる者にしていく。ギリ理解できたとしても、共感はできない。 でも、捕らわれた教授と話すヴラドはとても知的で魅惑的だった。 歴史についての知識不足、本に対する情熱のなさ、知ることへの探究心の欠如。それらすべて揃っているわたしには、この本の本当の面白さがわからないのだと思う。 そういえば、父を探す娘と一緒にいた青年と吸血鬼となった図書館員はどうなったのだろう。
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教授が失踪。おいてけぼり。論文誰が見てくれんのよ!と行方を追う話で、道中、将来の嫁(主人公の母)も見つける。このルーマニア生まれの女性がどうもドラキュラの子孫っぽく、何度か襲撃される。最終的に父親と娘でドラキュラと対峙した時も、学者として自分の図書館の管理をしてくれる人物として狙...
教授が失踪。おいてけぼり。論文誰が見てくれんのよ!と行方を追う話で、道中、将来の嫁(主人公の母)も見つける。このルーマニア生まれの女性がどうもドラキュラの子孫っぽく、何度か襲撃される。最終的に父親と娘でドラキュラと対峙した時も、学者として自分の図書館の管理をしてくれる人物として狙われているのに、本人には意思はわからず、娘にはバッチシ理解できてしまう。歴史ミステリ。しかし寄り道たっぷり。作者はアメリカ人のふりしてるが、どうもブルガリア系の名字らしいな。ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアの旅、歴史たっぷり。
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字が小さく読みずらい(笑) ドラキュラのものを読み漁ってた時の本。 何人かに貸したが誰も読まなかった。 ストーリーの展開が遅いかも。
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父ポールと母ヘレンの冒険譚が盛り上がりすぎて、娘の影が薄い。父の足跡をおっていたので、メインは父の話になるのはそうなのだろうが、ドラキュラとの最後?の戦いもさらっとしており、え、終わり?という感じだった。 ドラキュラも妙に人間臭いところがあるし、間抜けかよ、というところもあって、ロッシの遭遇後からは追って追われての頃のスリルがなくなってしまったように思う。勿体ない。
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やっと読了!バーレイとはどうなったとか、ジェイムズ学寮長とボラ教授との関係とか、張られた伏線が全部回収されてないのはちょっと不満足。こういう長い話、特にミステリーは、1、2日で一気読みしてしまうのが一番世界観に浸れるんだよなぁとも思った。でもほんとうに旅に行きたくなった。特に南仏...
やっと読了!バーレイとはどうなったとか、ジェイムズ学寮長とボラ教授との関係とか、張られた伏線が全部回収されてないのはちょっと不満足。こういう長い話、特にミステリーは、1、2日で一気読みしてしまうのが一番世界観に浸れるんだよなぁとも思った。でもほんとうに旅に行きたくなった。特に南仏、東欧!時間があったら、地名に注目して、ガイドブックの代わりに読み返してみたい。
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ドラキュラをテーマとした物語として、この作りこみは素晴らしい! ただ読むだけでなく、書かれた場所や建物を調べながら読むと実際見てるような気分で楽しめるから、長編を工夫してやると 読み応えもまた深くなる
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最後の方、地名とか入り乱れてて、わかりづらくて何回か読み直したけど、読み直す価値あり。 予想通り(私の貧相な予想ですが)の展開・最後ではなかったのが良かった。
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