陰陽師 鬼一法眼(ときじく之巻) の商品レビュー

藤木稟(著者)

2015/08/20

終わっちゃったなぁー
人はいつまでも駒なのだなあ
やらざるを得ないことを無理無理やるのは体によくない
向いているひとにやらせましょう
見触が最後までいい輩である
しもじもの者としていきたい
閉じこもりたくなる

2013/03/30

ようやく終わった。
最後の方になって駆け足気味で、少々強引に終わられた感じで、無理やり大団円にしたよう。続けようと思えばまた続編も書けるようにしているところが、少しズルいかも。
ところどころに入るウンチクも、必然性を感じられず、話の流れをせき止めてしまっている感があった。
それでも、ついつい読み進めてしまっていたのは、やはりストーリーとして面白いからだと思う。あとがきで太平記の時代をマイナーと書かれていたが、そうなのか？と素朴な疑問。
続編はともかく、新しい時代背景で新しいキャラクターのものを読みたいと思う。