消費セラピー の商品レビュー

辛酸なめ子(著者)

消費の分析

[あべ]

一般のナナメ上あたりを漂う（？）、著者の買い物欲。衝動にかられ、自腹を切って購入してしまったモノたちを「不幸な消費」と「幸福な消費」に分類し、分析。脱力しつつ、不覚にも笑ってしまう……。そんなエッセイです。

2016/10/07

身銭を切って買い物し、それを幸福な消費・不幸な消費として報告。他人からみたら無駄な買い物でも、作者にとってはちゃんとした理由があるんだろうな。例えば、大量にいらないものを取り入れているのに、壊れたＣＤコンポをしつこく使い続けていたり…。連載中にマンションも購入。結婚式は、消費のトップだと納得。

2016/03/21

いやいやｗ何やってんのｗ
って突っ込みたくなるクズっぷり（乱暴な言葉遣いだけど、これは褒め言葉です）
サーヤの結婚式に本気出すとことか、面白かった。
これはほんとにネタの宝庫と言うか。才能だな。

2014/11/10

西加奈子さんのエッセイと前後して読みましたが、こちらは表紙からしてイタイ…
ただこちらは狙ってやっていると信じ、良しとしましょう。

自腹でいろいろ購入し試してみるのは良いのですが、そこここにロイヤルファミリー好きが顔を出すのが困ったところ。
きっと昔「さあやに似てるね!」とか誰かに言われたのを引きずってるのでしょうね。

2013/12/29

今回もまた「なめ子節」が出ていて面白かったんですけれども、少々読む時期を間違えた気が…扱われている時事ネタが結構昔のものだったのもあり、時代を感じてしまいました…ま、面白かったには面白かったんですけれどもね。ああ、そんなこともあったなぁ…といった懐古の目で読み進めて行ったのでありました。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

書き下ろしっぽい結婚セラピーが一番印象に残りましたかね！　なんでも皇室ネタにかなりのご関心があるようで…皇室とかに全く興味のない僕ですけれども、筆者のサーヤ（←元皇族の人です…）に対する熱はごいす（凄い）ものがありますねぇ…普段、あまり物事に関してドン引きしない僕ですけれども、こればっかしはドン引き…凄まじい執着ぶりでした。おしまい。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

2013/04/25

タイトルは消費セラピーだが、読んでいくうちにどんどん心が荒んでいく本。
後半の皇室フィーチャーっぷりが面白い。

2013/03/24

名前は辛酸ですが、読んでみたらそんなでもありません。
２００３年から２００５年にかけて雑誌連載。毎月著者が自腹で行った「幸福な消費」「不幸な消費」をそれぞれ一つずつ紹介する趣向。各月の頭にはその月に起きた出来事が書いてあり、妙に懐かしい気分になります。

2013/03/23

なめ子先生の自腹お買いもの記録。

幸福な買い物の癒され度をハーブティで、不幸な買い物の癒されない度を
煮え湯で表しているのに笑ってしまった。

独特のブラックさが癖になり、なめ子さんの本には定期的に手が
伸びてしまう。読書の合間の休憩本としてぴったり。

表紙はサーヤ(紀宮様)のコスプレだったんですね。
それにしても買い物でこれだけテンションを上げたり下げたり出来るなんて
やっぱり日本って豊かで平和な国なんだなー。

2013/02/10

「欲しいな」と思うものから「それ怪しすぎる！」と敬遠してしまうものにまで、惜しげもなく(?)消費。声に出して笑ってしまうところがたくさんあって、読み終わった後には自分も何か素敵な消費をしたくなる。たとえそれが幸せになれる消費でなくても、「話のタネになるしいいか」という思考になってしまいそう(笑)

2012/04/15

今、就活中なので節約しているのに、物欲というか消費欲が出てきてしまった。

マーケティングの仕事向いてると思う、なめ子さん。