今夜も落語で眠りたい の商品レビュー
久しぶりに帰省し、亡き父の蔵書から拝借して新幹線の中で読む。落語だけではないが、この手の好きが講じて○○愛に満ちた紹介本や入門書は、体系化された解説書にないドキドキワクワク感が充満していて読んでいてとても楽しい気分になる。読んでる途中から落語が聞きたくて聞きたくてウズウズしてくる...
久しぶりに帰省し、亡き父の蔵書から拝借して新幹線の中で読む。落語だけではないが、この手の好きが講じて○○愛に満ちた紹介本や入門書は、体系化された解説書にないドキドキワクワク感が充満していて読んでいてとても楽しい気分になる。読んでる途中から落語が聞きたくて聞きたくてウズウズしてくる本。まずは帰ったら図書館でCDを借りて聴こう。
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落語に興味がでてきて これ読んで ますますはまりそうです。 私はCDより生で聞く方がいいけど。 オススメの映画「幕末太陽傳」観て 佐平次のファンになった。
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落語初心者の私には楽しい参考書のようでした。もっと書いてくれないかな~。私も好きな落語家は亡くなった方ばかりですが、生きている落語家のことも知りたいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 落語は笑いとともに、江戸明治の日本が生んだ「幻の町」に連れて行ってくれる。 「落語こそ日本文化最大最高の遺産」と言い切る著者による、寝る前に愉しむ、心地よくて贅沢な落語入門。 [ 目次 ] 第1章 いきなり落語中毒(落語ってバカの豊かさを描いたものかもしれない―古今亭志ん朝『文七元結』;意外にも名人・文楽は「ポップの人」だった―桂文楽『王子の幇間』;そうか、落語って演者によってこんなに味わいが違うのか―古今亭志ん生『寝床』 ほか) 第2章 いとしのご常連キャラクターズ(『居残り佐平次』の佐平次;『真田小僧』の金坊;『鰻の幇間』の一八 ほか) 第3章 落語って、最終娯楽だと思う(わが落語遍歴。ただしフツー。;モダニズム趣味の先に落語があった―ラニアンとウッドハウス;ある教養の死―『志ん朝のあまから暦』に寄せて ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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『骨まで愛している』 まったく知識のないままテープを借りまくって、 なんて面白いんだと思ったのが志ん生と文楽。 昭和の大名人にぐいぐいと手を引かれるまま、 どんどん落語が好きになっていった。 「寄席にはなかなか行けないけれど、CDでなら毎日聴いてる」 そういう...
『骨まで愛している』 まったく知識のないままテープを借りまくって、 なんて面白いんだと思ったのが志ん生と文楽。 昭和の大名人にぐいぐいと手を引かれるまま、 どんどん落語が好きになっていった。 「寄席にはなかなか行けないけれど、CDでなら毎日聴いてる」 そういう落語ファンはきっと多いはずで(僕もそうだ)、 著者である中野翠は正に「そういう落語ファン」だ。 落語は寄席に限るという定説に頷きながらも、家で楽しむ落語もまた骨まで愛している。 特に、落語に開眼してから毎日のようにテープを買い漁る姿といい、 落語を聴きながら眠る日々といい、その感覚には全く同感。 落語に対する彼女の素直な愛し方が、読んでいてとても心地いい。 ああ、帰り道の車は落語を聴こう。
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CDで志ん朝さんの「居残り左平次」を聞き感動した後だったので、著者の志ん朝さんへの熱い想いに共感。落語会に行って、ひとり、今日の噺を反芻してる帰り道って幸せだよなぁ。
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落語を聴きはじめて、右も左もわからないときに手に取りました。 著者の中野翠さんが落語にはまった経緯、お勧めの噺家、噺、登場人物の紹介などなど。 落語って敷居が高そう、マニアックな世界・・・と思っていたのがこの本を手にした事で、楽しみながら聴くことができました。 何より中野さんの「...
落語を聴きはじめて、右も左もわからないときに手に取りました。 著者の中野翠さんが落語にはまった経緯、お勧めの噺家、噺、登場人物の紹介などなど。 落語って敷居が高そう、マニアックな世界・・・と思っていたのがこの本を手にした事で、楽しみながら聴くことができました。 何より中野さんの「落語が好き!」というエネルギーに溢れているのが良いのです。 最初は図書館で借りましたが、何度も繰り返して読んでいるので、買うことにしました。
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落語全然知らない人にオススメ。 あらゆる事を笑いに転化する事ができる人間。 それがオイラの理想の人物像。 落語のバカバカしさ、ナンセンスさはまさしく芸術的。
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