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知の考古学(新装版) の商品レビュー

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2023/08/08

慎改康之さんの本を読んでからのフーコーだった。 図書館にあるのが、この本と数冊しかなかったので。本当は『言葉と物』や『性の歴史』を読みたかった。 もうひとつ言えば、1995年の訳。中村雄二郎さんて人気ないのかな。最近、慎改康之さんが『知の考古学』翻訳して人気あるみたいだし。 ...

慎改康之さんの本を読んでからのフーコーだった。 図書館にあるのが、この本と数冊しかなかったので。本当は『言葉と物』や『性の歴史』を読みたかった。 もうひとつ言えば、1995年の訳。中村雄二郎さんて人気ないのかな。最近、慎改康之さんが『知の考古学』翻訳して人気あるみたいだし。 以下、断片。 考古学は解釈せずに見ること。 言表とは隠されていない。つまり、暴こうとはしない。当たり前過ぎて見えない。 以下、感想。 前半をもう一度読み返したい。 日常生活には影響はないだろう。 糖分たっぷり食べてから読みたい。頭がついていけなくなるから。 キャッチコピーは 『解釈しないでくれよ、そのままの私でいさせて』

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2010/06/16

この本を読もうと思ったのだけれど、挫折した。これは単純に俺の頭が悪いからだろうと思って、某カルチャーセンターのフーコー研究者の講座を受講した。そして最初に先生の語るところ、「知の考古学」はフーコーが方法論について語った非常に稀で重要な著作なのだけれど、翻訳がとにかく酷い、と。(や...

この本を読もうと思ったのだけれど、挫折した。これは単純に俺の頭が悪いからだろうと思って、某カルチャーセンターのフーコー研究者の講座を受講した。そして最初に先生の語るところ、「知の考古学」はフーコーが方法論について語った非常に稀で重要な著作なのだけれど、翻訳がとにかく酷い、と。(やっぱりか!)。この著作はフランス語で読んでも難しいのに、日本語訳することでさらに難しくなり、しかもそれが日本語としての形すら取れていないために困難を通り越して、もはやとても読めたものではないものになっている、とのこと(実際はもっとソフトな言い回しだったが、言いたいことはこういうこと)。某人気評論家も鼎談か何かのトークイベントで『知の考古学』の意義を再確認すると同時に、新訳を出すべきであるという結論に達したらしい。 もちろん、全ての訳が悪いわけではないから当然読める場所もある。大意もつかめないこともない。しかしそれってどうなんでしょう。読めるところだけを拾い読みして評価するのは道徳的にも、哲学的にも問題だろう。よって、レビューできぬ。原典を参照せずに、この著作のみで読破した人がいたとしたら、恐らく読破したが故に信用ならない。ありえないことをしてしまったのだ。 でもレビューを読むと大方・・。分からん。これは分からん。読める人もいるらしい。頭の問題なのか、訳の問題なのか。とりあえず内容に関しては書けないので、訳に関してこういう話もありますよというささやかなレビューをさせていただきました。

Posted byブクログ