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ダ・ヴィンチ・コードの「真実」 の商品レビュー

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ダヴィンチコードの裏…

ダヴィンチコードの裏を知ることができます。驚きますよ。

文庫OFF

2020/07/20

本書で印象深い、思わず「フフ」と声を出して笑った解説の一つ、 < ファーシュの綴りにアクサンを正しくつければ、フランス語で〝怒っている〟という意味の単語になる > ダン・ブラウンの類稀で入り組んでいてオシャな命名たちの中でも一線を画す単純さで笑う

Posted byブクログ

2012/09/24

こういう本は、好きです。まあ、人のふんどしで……という感じはするのですが。 ただし、これだって、本来的にはすべてを信じていいわけではありません。本当に真実をしりたいのなら、自分で一次資料を見ていくしかないんだと思います。 でも、そんなヒマはないので、こういう本は、楽しいです。 ...

こういう本は、好きです。まあ、人のふんどしで……という感じはするのですが。 ただし、これだって、本来的にはすべてを信じていいわけではありません。本当に真実をしりたいのなら、自分で一次資料を見ていくしかないんだと思います。 でも、そんなヒマはないので、こういう本は、楽しいです。 まあ、小説というか物語は、いろんなことのきっかけになりうると思います。シュリーマンが、トロイの木馬を発見したように。 楽しむ目と疑いの目と、両方をバランスよく。

Posted byブクログ

2009/10/04

サザエさんに対して『磯野家の秘密』、金田一少年の事件簿に対して『金田一少年の推理ミス』と同様に、『ダ・ヴィンチ・コード』に対して様々な史実や科学的分析の見地からまとめ上げた一冊。『ダ・ヴィンチ・コード』の内容に対して、真実派/虚偽派に傾倒することなく、遍く真実を出来る限り収集し、...

サザエさんに対して『磯野家の秘密』、金田一少年の事件簿に対して『金田一少年の推理ミス』と同様に、『ダ・ヴィンチ・コード』に対して様々な史実や科学的分析の見地からまとめ上げた一冊。『ダ・ヴィンチ・コード』の内容に対して、真実派/虚偽派に傾倒することなく、遍く真実を出来る限り収集し、ニュートラルな視点で書かれています。 かつて、キリスト教が自分たちの都合がいいようにその教えを矯正してしまったのは事実。しかし、その全てが事実とは限らない。 『ダ・ヴィンチ・コード』は史実を元に書かれてはいる、とあっても、やはり小説。きちんとしら裏づけも無く史実と結び付けてしまった点が多々あり、それが、世界中で論争を巻き起こしてしまっています。 しかし、それでは全てを正しい史実に基づいて書いた方がいいのか、というと、個人的にはそうとは思いません。それこそ、世界中で暴動が起こりかねないから。 一般の人が興味を引きそうな人物の事実と、創作が織り成す、フィクションだけれどもノンフィクションに近いような緊張感をアクセント付けるところが、『ダ・ヴィンチ・コード』の醍醐味なのでしょう。 難しい本でしたが、それは個人的に世界史の勉強不足だからいいとして(笑) ただ、この本がきっかけで世界史(特に宗教史)について興味を持ってもらうのもいいですし、逆にこの本を読んでから、本編を読むのも、一つの醍醐味かもしれません。 ところで。 優勝賞品に『トロフィー』が必ずといっていいほど登場するのは何故でしょう? "trophy"の語源は、ギリシャ語の「敵の敗北を記念するもの」だそうですが、雌を巡って雄通しが戦うというのは人間社会でも当てはまりますから、もしかしたら、 戦勝品=女性=杯=トロフィー なのかもしれませんね。 (ネットで調べてみましたが、トロフィーの由来についての記述はありませんでしたので、定かではありませんが……)

Posted byブクログ

2009/10/04

ダ・ビンチ・コードの初めに、「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、全て事実に基づいている」と書いているが、それぞれの専門分野のドンに言わせればそれは間違っているという指摘が多々ある。ダ・ビンチ・コードはフィクションでありながらノン・フィクションの部分が...

ダ・ビンチ・コードの初めに、「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、全て事実に基づいている」と書いているが、それぞれの専門分野のドンに言わせればそれは間違っているという指摘が多々ある。ダ・ビンチ・コードはフィクションでありながらノン・フィクションの部分が多く混じっており読者が鵜呑みにしてしまうことも多いと思う。その状況を打破するためにもこの本を読んで知識を広げるのはいいと思った。

Posted byブクログ