東京タワー の商品レビュー
物語にどっぷりつかっ…
物語にどっぷりつかってしまいたい時にオススメな一冊です。
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ふたりの男の子視点で…
ふたりの男の子視点でふたつの恋物語が進行します。対照的なこの男女の恋の結末は。詩史の完璧な容姿、立ち振る舞い、言葉遣い、全てを手に入れている彼女には生活感が感じられず、若干物足りなさも感じましたがそれも意図的なのでしょう。
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江國作品のなかでも、…
江國作品のなかでも、決して出来が良い方ではないと思う。それでも、最後まで読ませるのはさすが。そして、ときどき見せる若い女子へのいじわるな目線もすばらしい。しかし、若い子がこれを読んだら腹立つと思うのだが。
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今や「東京タワー」と…
今や「東京タワー」といえば、リリー・フランキーの本を指します。お気の毒です。映画にもなったこの本ですが、夫を捨てて若い男のもとへ、という人妻の心理が案外広く受け入れられませんでした。なぜ?
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設定はやけに具体的な…
設定はやけに具体的なのに、感情のベクトルが抽象的過ぎて、非常に「説明」的な小説です。主要登場人物のうち、とりあえず「恋」らしきものをこちらに感じさせたのは、一人だけ。筋を追って読書、ではなく、雰囲気に浸りたい人には効果的、かもしれません。
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他の小説に比べて少し…
他の小説に比べて少し俗っぽいというか生々しい・・・。夢のような雰囲気の作風が好きな人にはいまいちかも?
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物語の最初から、何故…
物語の最初から、何故だか透と詩史は恋に落ちていて、透にとって「この恋は世間の不倫とは違う!」らしい。だけど、恋におちる過程がスッポリと抜け落ちているため、詩史という女性の魅力も、この恋の必然性も伝わってこない。切実さがいくらか感じ取れたのは、喜美子だけでした。
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青年と年上の女性の恋…
青年と年上の女性の恋愛のお話。青年の歳が学生のせいか、生活のほとんどが女性を想い、相手の趣味に染まり、青年自体何にも無い、つまらない人に見えてしまいました。それだけ想える人がいるというのは羨ましいのですが、そのままラストまでだだっと流れて、言いたい事がよくわかりませんでした。
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二人の主人公青年の視…
二人の主人公青年の視点や時間、空間が数行ごとに切り替わり非常に読みづらい。具体性や現実感を示す描写が無く、全体的に抽象的。これは不倫というドロドロした内容を美しく書くための、意図的な書き方かも。中年女、主婦にとって非常に都合の良い恋愛話。あまりに都合よすぎて退屈。
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年上の女との恋愛遊戯…
年上の女との恋愛遊戯兼野獣的セックスに溺れるうら若き青少年の物語。 どこをどう読んでもうんざりげんなりとしか感じない。 映画を観た時「これを観ること以上の人生の無駄は無い」と思っていたんだけど間違っていた。原作のほうがなお酷かった。
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