どうで死ぬ身の一踊り の商品レビュー
相変わらずのダメっぷり全開です。 自分のことは棚に上げて他人のせいにして自分勝手で弱いものには強く強いものには弱い小心者。 暴力シーンは辟易としますが全体的にはなぜか憎めない。 異常なまでに藤澤清造に傾倒する姿はここまでくると滑稽にすら感じる。 とことん私小説の西村さん、どこまで...
相変わらずのダメっぷり全開です。 自分のことは棚に上げて他人のせいにして自分勝手で弱いものには強く強いものには弱い小心者。 暴力シーンは辟易としますが全体的にはなぜか憎めない。 異常なまでに藤澤清造に傾倒する姿はここまでくると滑稽にすら感じる。 とことん私小説の西村さん、どこまでいきつくか見届けてみたい。
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ここまでひどくは無いが、身に覚えのある自分勝手な感情を、主人公があられもなく著しているのに清々しささえ覚える。
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芥川受賞会見のスピーチが独特で、きっとこの作家は面白いと感じ読む。 最初は私小説なだけに退屈な感じがしたが、文章がうまくテンポが良い。 さらに恥ずかしい共感できる部分が多々あったりと一気に読めた。 こんな駄目に生きてよいんだと。
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2008/12/12-12/15 天神 寝る前に読み始めたらどんどん進んでしまう。 多くの書評で書かれていることだから言わずもがなだが、ダメダメ振りがイイ。
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いやーおもしろかった。 私小説ってこれだよなぁ、、って感じで。 昭和の香り、漂いまくりだし。 どこまでほんとかわかんないけど。 今、こういう小説にどこまで必然性があるのか、とも思うが、 こういう人はひとりくらいいた方がおもしろい。
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寅さんと一緒で、こういう人はフィクションや伝聞の限りではその存在も愛せる。しかし隣人はたまったもんじゃない。この本で色々書かれたお寺の人たちも苦笑いだろう。逆に腐れ縁の彼女は西村さん惚れ直したんじゃないかな。
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