いつか、僕らの途中で の商品レビュー
文章に書かれていない部分からも、登場人物それぞれの「日常」が感じられた。 春夏秋冬の物語だけど、大きな展開があるわけでもなく 雪が深々と降るように、静かに進んでいく感じ。 夜寝る前に読むと、すーっと休めそうな一冊。
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あるキンキファンの方の日記で拝見して、即予約してみた本です。 とても優しい本でした。 もうおしまい?って感じ。 それにしても、随分と手紙を書かなくなってしまったなー。 貰うのはとても嬉しいのに、その嬉しさをお返ししてないのです。 手紙って言うのはどうして...
あるキンキファンの方の日記で拝見して、即予約してみた本です。 とても優しい本でした。 もうおしまい?って感じ。 それにしても、随分と手紙を書かなくなってしまったなー。 貰うのはとても嬉しいのに、その嬉しさをお返ししてないのです。 手紙って言うのはどうして心が温まるんだろうと 本を読みながらずーっと考えていました。 直筆ってこともそうなんだろうけど、 字と字の間なんかも、書いている人の心に寄り添っている気がして、 読んでいるととても距離が近くなったように感じてしまう。 書いていることを想像すると嬉しくなる。 絵がとても素敵なんですよ。 文章自体はとても少ないので、あっという間に読めます。 この絵がついていることで、癒されているんだろうな。 遠距離恋愛はしたことがないけれど、 離れているからこその愛の育み方ってあるんだよね。 近過ぎて見えないことがあるように、 離れているから見えてくることもきっとあるんだろうな。 修学旅行の途中で会った時の様子を知りたくなりました。
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遠距離恋愛のふたりの手紙のやりとりの話です。 文章は手紙の内容しかないんですが、 それがイラストで別の場面も引き出しているという なんか新しい本だと思いました。 映画みたいで面白かったです。 手紙とイラストの流れがなんかすごく映画的。 手紙だけの内容じゃ二人の関係とか...
遠距離恋愛のふたりの手紙のやりとりの話です。 文章は手紙の内容しかないんですが、 それがイラストで別の場面も引き出しているという なんか新しい本だと思いました。 映画みたいで面白かったです。 手紙とイラストの流れがなんかすごく映画的。 手紙だけの内容じゃ二人の関係とか、 どんな風に過ごしているのとかわからないけれど、 このイラストがあるからいろいろとわかる。 それでいて場面が断片的なので、創造のし甲斐があります。 イラストについているちょっとした台詞もすごくおもしろいです。 映画のような漫画のような、 小説のような手紙のような。 すぐに読み終わってしまうけれど、何度見ても読んでもいいと思います。
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大好きで、図書館からもう何回も借りています。 そろそろ買おうかと思っています。 手紙ってすてきだなぁ、とこの本を読むたびに思うのです。
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2008.6 手紙をかきたい。 誰か大切な人に手紙を書けるのはとても幸せだと思う。 当たり前になれちゃいけない。
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イラストがいいなーと思ったら、描いてる人が男の人&しかも年下でびっくり。なんとなく絵の繊細さが女の人な気がしてたので。
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全ページに田雜芳一さんのイラストが載せられた絵本のような小説 遠距離恋愛中のふたりが織り成す手紙。 「離れていて、困ることは、会えないことよりも、会ってないっていう状態に、実はすぐ慣れてしまって、それが普通になってしまうことなんじゃないかと、思います」
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絵本と、 詩と、小説とのはざまにあるような本。 個人的に絵がすごく好みです。 手紙形式の文が、すごく優しくて、読んでいて切なく和やかな気持ちになりました。 中学生のとき、意味なくクラスの子に手紙を書くのが流行ったのを思い出しました。 やっぱり、リアルタイムで届くメールとはまた違う...
絵本と、 詩と、小説とのはざまにあるような本。 個人的に絵がすごく好みです。 手紙形式の文が、すごく優しくて、読んでいて切なく和やかな気持ちになりました。 中学生のとき、意味なくクラスの子に手紙を書くのが流行ったのを思い出しました。 やっぱり、リアルタイムで届くメールとはまた違う、待っている間のドキドキとか、書いてから少したって相手に届くこととか、手紙の良さはいっぱいある。 私も、数年の後に大学生になって、みんなとバラバラになったら、メールじゃなくて文通がしたいな。
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絵本。大人の絵本。 こんなにも四季を感じられる本を僕は知りません。 桜、紫陽花、クーラー、紅葉に雪景色。 全然主張されてないんだけどボディーブローの様に効いてきます。 そうか1年なんてあっという間なんだよ。 柴崎さんの本は大阪とか京都とか目に浮かぶ場所がたく...
絵本。大人の絵本。 こんなにも四季を感じられる本を僕は知りません。 桜、紫陽花、クーラー、紅葉に雪景色。 全然主張されてないんだけどボディーブローの様に効いてきます。 そうか1年なんてあっという間なんだよ。 柴崎さんの本は大阪とか京都とか目に浮かぶ場所がたくさん出てきて それだけで僕にはグっときます。
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好き。イラストも好み。 離れていて困るのは、その状態に慣れてしまうことだ。っていう言葉が胸を離れない。
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