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かみなりのちびた の商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

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2021/09/18

あとがきに「私が、子どもに読んでほしいなと思う本は、それを読んだ子どもの心の世界がみずみずしく潤って、より高く、より深く、より広くなるような本です。」と書かれていますが、まさしくこの本はそんな本だと思う。 ほんの身近にいるような、自分と重ね合わせられるような主人公が、かみなりのち...

あとがきに「私が、子どもに読んでほしいなと思う本は、それを読んだ子どもの心の世界がみずみずしく潤って、より高く、より深く、より広くなるような本です。」と書かれていますが、まさしくこの本はそんな本だと思う。 ほんの身近にいるような、自分と重ね合わせられるような主人公が、かみなりのちびたと知り合って、友達になって、助け合って、成長していく。それも楽しく! そして、長新太さんの絵がおはなしにピッタリで、楽しさを倍増している。

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2021/08/19

ちびたとひろしがときどきけんかするところがおもしろかった。ちびたはシロ、ひろしはちびで、小さい小さい白い犬のことでけんかしたのがおもしろかった。

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2020/08/09

すっごくおもしろかった。ちびたがおもしろいし、かわいい。頭のてっぺんにアンテナみたいなぼうが立っているのもおもしろい。雲の上で遊んだり、工場に行ったりしてみたい。こういうのをいろいろずっと考えるのがすごく楽しい。 楽しい楽しいおれの空想の本。 でも、クラスには「こんなのただの空想...

すっごくおもしろかった。ちびたがおもしろいし、かわいい。頭のてっぺんにアンテナみたいなぼうが立っているのもおもしろい。雲の上で遊んだり、工場に行ったりしてみたい。こういうのをいろいろずっと考えるのがすごく楽しい。 楽しい楽しいおれの空想の本。 でも、クラスには「こんなのただの空想じゃん」とかいう子もいる。そういう子は、こういう楽しみがわからないんだと思うけど、そう言われたらおれだって、頭から角出しておこる。 ほんとのお話も空想のお話も、りょう方おもしろいんだよ。(小3)

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2017/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『改訂新版 私たちの選んだ子どもの本』で知った。 夏休みから話が始まると知って、時季かと思い借りて読んだ。 一ねんせいの ひろしは、なつやすみの ごご、ひるねをしていました。 おなかがむずむずするので、目をさますと、おへそをとりにきた、かみなりの子ども・ちびたがいました。 ちびたの話し方が絶妙で楽しくて、すぐ物語のなかに引き込まれた。 おへその料理のはなしは少しぶきみ、でも、えんまさまが舌を抜く、くらいの感じなのであまりこわくない。 やっぱり、自分にしか見えていない不思議な存在のおはなしって、楽しい。(こわいゆうれいを除く。) 夏休みにいいと思って借りたけれど、春休みまでのおはなしなので、三月におすすめしたいと思った。 作者あとがき「読んだ子どもの心の世界がみずみずしく潤って、より高く、より深く、より広くなるような本」を読んでほしい、という気持ち、すごくわかります。 長新太さんの絵が、絵本のときの絵より魅力的だと感じた。 文の足りないところを絵が補う、というのでもなく、文と絵がお互いに補い合っている、そんな感じがした。

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2012/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どっかぬけているかみなりのちびたとひろしのお話がつまった短編集。かみなりの世界がとても楽しそうです。

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2011/07/17

ひるねをしていたひろしのおなかがむずむず。 目をさますと、おなかの上にかみなりのちびたがいた。 ちびたは、カミキリムシみたいに小さくていたずら好きなかみなりのこどもで、ひろしと友だちになります。 そしてアンテナのようなちびたのツノが光って、冒険が始まります。 文章は長めで、絵のな...

ひるねをしていたひろしのおなかがむずむず。 目をさますと、おなかの上にかみなりのちびたがいた。 ちびたは、カミキリムシみたいに小さくていたずら好きなかみなりのこどもで、ひろしと友だちになります。 そしてアンテナのようなちびたのツノが光って、冒険が始まります。 文章は長めで、絵のないページもけっこうありますが、楽しい幼年童話です。

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2010/10/16

小学生の頃に大好きだった本。自分の手元にあるのは、1976年刊行の初版本ですが、2005年に復刻版が出てたんですね。そろそろ絵本を卒業して、お話の本を読み始める年頃の男の子と、そのお母さん・お父さんには是非読んでいただきたい一冊! かみなりさま、といえば、大きくて太鼓を持ってい...

小学生の頃に大好きだった本。自分の手元にあるのは、1976年刊行の初版本ですが、2005年に復刻版が出てたんですね。そろそろ絵本を卒業して、お話の本を読み始める年頃の男の子と、そのお母さん・お父さんには是非読んでいただきたい一冊! かみなりさま、といえば、大きくて太鼓を持っていて、ちょっと怖い鬼みたいな…というイメージがありますが、少年ひろしが出会うのは、そんな大きなかみなりさまではなくて、カミキリムシぐらいの小さな小さなかみなりの子供、ちびた。人間のおへそをとりにやってきたちびっこかみなりと、「狩られる」側のわんぱく少年が育む一年間の友情物語。 幼い頃には雲の上のかみなり工場や雨工場があるちびたの世界がただ面白くてワクワク読みましたが、男の子の母親になった今では、少年たちの男の友情ってこんな感じなのかぁ、なんて思いながらフムフムと読んでます。長新太さんの楽しい挿絵も素敵です。

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