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マネーを生みだす怪物 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2025/01/09

コロナ禍における圧倒的なまでの情報統制に唖然としたことを契機に、いわゆるディープステート(エマニュエル・トッドは近著において、ディープならぬシャロー=浅いステートと卓抜なネーミングを与えている)がどのように世界の動向に影響を与えているのか調べていて出会った。 FRB(FRS)=連...

コロナ禍における圧倒的なまでの情報統制に唖然としたことを契機に、いわゆるディープステート(エマニュエル・トッドは近著において、ディープならぬシャロー=浅いステートと卓抜なネーミングを与えている)がどのように世界の動向に影響を与えているのか調べていて出会った。 FRB(FRS)=連邦準備制度が、人類史上、最大最悪の詐欺システムであることを克明に解き明かしている。 ここには恐るべき歴史的「事実」が語られている。 ・金や銀などの裏づけのないマネー(不換紙幣)とは、壮大な幻想であり、実体は債務、借金である。 ・不換紙幣そのものが、バブルの崩壊や、「隠れた税」であるインフレ(それは最も不公正な税である)を生み出す。 ・戦争が恒常化したのは、中央銀行と不換紙幣を通じて軍資金が簡単に調達できるようになってからだ。(不換紙幣がなければ大半の戦争はあれほど苛烈ではなく、それどころか起こってさえいなかったかもしれない) ・金利はすべて人間の労働で支払われ、不換紙幣を創っている人々の懐に入る。 ・FRSは、全体主義の道具である。「新しい世界秩序」では、軍事的指揮命令系統ではなく、マネーのコントロールこそが権力メカニズムの中心的な武器として選ばれている。 ケインズ評価をはじめ、いくつか同意できない主張もあるが、学ぶべきことが極めて豊かな名著だ。 現在絶版で、高価格でマーケットプレイスで取引されているのが残念極まりない。(私は県立図書館から借りて読んだ)

Posted byブクログ

2024/12/15

 サボタージュマニュアルをはじめとして、トランプ大統領やケネディ夫人が言う「彼ら」の計画を知ると、どれだけ、世の中の綺麗事の中に、世界を支配しようという強烈な決意が隠されていることか。まるで無関心だった人々がこうした真実を知ると、本当に驚かされるばかりであろうかと思われます。ロッ...

 サボタージュマニュアルをはじめとして、トランプ大統領やケネディ夫人が言う「彼ら」の計画を知ると、どれだけ、世の中の綺麗事の中に、世界を支配しようという強烈な決意が隠されていることか。まるで無関心だった人々がこうした真実を知ると、本当に驚かされるばかりであろうかと思われます。ロックステップに至っては、完全な公開資料であり、隠す気すらない、世界政府樹立を目指す方針が記されています。  ですが、私は、『The Rothschild』/著:林千勝 を知っているので、彼らが、どれだけの過酷と淘汰の中で、「死にたくない!」「生きていたい!」と渇望して来たのか、、、痛いほどよく分かるのです。現在の金融支配体制は、そのまま、彼らの「生きていたい!」純粋な願いが形になっただけなのです。同時に、そうした健気で純粋な思いすら利用し、本当に悪意のみで支配者になろうとしている勢力も確実に存在しているであろうことが、事態を複雑にし、我々一般人が、彼らへの偏見をなかなか拭いきれない原因ともなっています。  どうか、みなさん。  彼らを赦してあげてください。  みなさんの怒りは最もです。  生活を限界にまで追いやられ、あるいは、、、遺伝子組み換え注射のために、家族を失った人もいるでしょう。  怒りは、最もです。避けられないことです。  そのうえで、どうかお願いします。  彼らを、、、赦してあげてください。 「生きていたい」という願いこそ、この地球で、絶対に否定してはいけない、一番大切なものだからです。その願いを知りながら、今も我々を騙し、○ろし続けているじゃないか!と問われれば、本当にその通りなのですが、、、それでも、それでも、なのです。それでも、誰かが赦さねば、永遠に報復と憎悪は終わらないのです。  私は、みなさんが生きていくこれからの日々が、  地球が進む未来の姿が、  明るく、おだやかで、やさしいものになりますように、、、願ってやみません。    そして願わくば、支配することに囚われた彼らも、その妄念から解き放たれ、誰かを愛し、誰かに愛され、信じ合いながら、生きていくことができますように。

Posted byブクログ

2017/10/22

中央銀行ギルドの解説。プライベートな資本が通貨発行権によって政府・国民を支配する術が説明されてます。いわゆる陰謀論。

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2013/07/13

なるほど、中央銀行はそういう罪深さがあるのか、 と納得してしまった。インフレという名の課税。 アメリカの中央銀行が、なぜ銀行と呼ばれず、 連邦準備制度と呼ばれるのかも、 本書を読み進んでゆけば、よくわかる。 いまの世界的な金融緩和の行く末について、 ある種の暗示もあるので、 ...

なるほど、中央銀行はそういう罪深さがあるのか、 と納得してしまった。インフレという名の課税。 アメリカの中央銀行が、なぜ銀行と呼ばれず、 連邦準備制度と呼ばれるのかも、 本書を読み進んでゆけば、よくわかる。 いまの世界的な金融緩和の行く末について、 ある種の暗示もあるので、 いまこのときに、読むことは意義があると思う。

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2012/04/20

苫米地(先生?)が「1万円札を破れ」とか言ってたけど、「金が無いと不幸」ってのは本の主役たちからの刷込みらしいよ。電波少年で注目された「なすび」は今も金がない、でも劇団で幸せを掴みとったってブログで言ってたし、自律的な目標を得ると金銭を超えて幸福感を得るのはどうやら人間的に正しい...

苫米地(先生?)が「1万円札を破れ」とか言ってたけど、「金が無いと不幸」ってのは本の主役たちからの刷込みらしいよ。電波少年で注目された「なすび」は今も金がない、でも劇団で幸せを掴みとったってブログで言ってたし、自律的な目標を得ると金銭を超えて幸福感を得るのはどうやら人間的に正しい、らしい。そこに気づかれたら石油、電気、奢侈消費に向かわないくなるので「富裕層ライフ」で美男美女をメディアにだして単純なモデルで煽られた。全部150年〜400年位の間に作られた価値感は人類6万年の移動と進歩の歴史では「…」なんだってさ。

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2019/05/31

Zephyr Kawasaki この本超おすすめです→ http://amzn.to/uuvGyU 目からウロコが100枚ぐらい落ちました。オリンパスだか大王製紙だかの問題が子供のいたずらに見える。

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2010/05/25

必見。世の中の諸悪の根源を見た気がします。これでEUにもIMFができたらどうなることやら。世界を牛耳る方々の思惑通りに、世の中が最悪のシナリオへ向けて順調に進んでいるように見えてきます。

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2010/01/08

《出版社/著者からの内容紹介 FRB(連邦準備制度)という中央銀行システムがバブル、不況、インフレを引き起こし、戦争を恒常化する!歴史の裏でマネーがいかに世界を動かしてきたかを明かす、衝撃のノンフィクション。 内容(「BOOK」データベースより) バブルや不況、戦争を引き起こす...

《出版社/著者からの内容紹介 FRB(連邦準備制度)という中央銀行システムがバブル、不況、インフレを引き起こし、戦争を恒常化する!歴史の裏でマネーがいかに世界を動かしてきたかを明かす、衝撃のノンフィクション。 内容(「BOOK」データベースより) バブルや不況、戦争を引き起こす中央銀行システムのからくりを暴き、誰が、何のために創ったかを歴史的叙述で解く衝撃の書。 内容(「MARC」データベースより) マネーとは壮大な幻想であり、実体は債務、借金である-。バブルや不況、インフレ、そして戦争を引き起こす中央銀行システムのからくりを暴き、誰が、何のために作ったかを、歴史的叙述で明らかにする。 出版社からのコメント 中央銀行システムと不換紙幣が、バブルと不況、インフレを引き起こし、戦争を恒常化する!  現代の金融システムのからくりを明かし、歴史の裏側で巨大マネーがどう動いてきたかを白日の下にさらす、衝撃のノンフィクション。「こんなに面白い本は初めて!」と訳者も絶賛する、目からウロコが落ちるスリリングな一冊! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) グリフィン,G.エドワード ミシガン大学卒業。文筆家、ドキュメンタリーフィルム・プロデューサー、出版・ビデオ制作会社社長。こみ入った問題をわかりやすく解き明かす手腕で定評があり、古代史・考古学からテロリズム、税制、外交問題、ガン治療など、さまざまな分野で数々の受賞歴がある。本書執筆のために、デンバーのカレッジで財政を学び、公認投資コンサルタントの資格を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 》

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2009/10/04

大学に入ってから読んだ本で、最も印象に残った本。 不換紙幣の恐ろしさ、中央銀行(日銀、FRBなど)の恐ろしさ、をおよそ700ページにわたって解説している。 へたなホラー映画なんかよりもよっぽど恐怖を感じる。読めば読むほど、気が滅入ってくる。 連邦準備制度は、これまで世界中で...

大学に入ってから読んだ本で、最も印象に残った本。 不換紙幣の恐ろしさ、中央銀行(日銀、FRBなど)の恐ろしさ、をおよそ700ページにわたって解説している。 へたなホラー映画なんかよりもよっぽど恐怖を感じる。読めば読むほど、気が滅入ってくる。 連邦準備制度は、これまで世界中で無数の命を奪い、これからも奪い続ける。 にわかには信じがたい内容が多いが、しかし、そのどれもに納得させられるだけの論拠がある。 怖いねー。でも、経済に対する視野がぐっと広がる本であり、経済書としては最高峰だと思う。 ただ、残念ながら絶版になってしまい(もしかして、圧力かけられたのか!?)、入手困難みたい。ネットオークションでの最安値が2万円くらいだった。売ろうかな(笑) 早稲田の中央図書館にはあったよー。 K.NAGAO

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2009/10/04

ページ数が多く聞きなれない言葉がたくさん出てきて 読むのに時間は掛かってしまったが、現在は達成感に似た 充実した気持ちでいる。 まずは、お金の歴史やお金の仕組みについて知らなければ、 お金の流通を見ることは出来るはずもありません。 私達の生活を支配している、「愛」と「お金」に...

ページ数が多く聞きなれない言葉がたくさん出てきて 読むのに時間は掛かってしまったが、現在は達成感に似た 充実した気持ちでいる。 まずは、お金の歴史やお金の仕組みについて知らなければ、 お金の流通を見ることは出来るはずもありません。 私達の生活を支配している、「愛」と「お金」について 確かに愛を説く材料はまわりにいくらでもある。 映画・本・絵画・・・しかし、お金を説く材料は 今まで目にした事がなかった。 学校の教育により、より高い成績を残し お金をたくさん稼ぐことが当たり前のことだと言う教育を受けて いた私はそもそも、歴史を知りたいと思ったり、お金の仕組みについて 考えたことすらなかった。 学校教育では、お金の仕組みを教えてはくれません。 物々交換に始まり、昔のお金は「貝殻や羽・小判・銀貨や銅銭でした」と 教えてもらったことしか思い出せません。 紙幣がが一体どうやって誕生したのか、その歴史や仕組みを教わることはまずありません。 「中央銀行」が一体どうものなのか、教わることはありません。 銀行員ですら、誰も満足に答えてはくれませんでした。 彼らも、私たちと同じ教育を受けている以上知らないのです。 現在私達が「お金」と呼んでいる通貨は信用で成り立っており 借用証書の事です。私達のサインした契約書により、 その何十倍・何百倍もの「お金」が作り出されます。 それは、法律により定められていることなのです。 私達が融資を受けようとする時、契約書に記入しますね? そうです契約書は、返済を約束する書類です。 だから、発行されるんです。 万が一、返済が滞ったら代わりの財産を持っていきます。 不動産であったり、自動車であったり。 本当の価値のある物を・・・・ 銀行というのはこの世界中を支配しています。 そして中央銀行こそが、ピラミットの頂点の点なのです。 ただ、中央銀行の存在を知ったからといって 組織は膨大であり、それをどうにかしようとしても 出来るものでは、到底ありません。 象の群れに向かっていく一匹の蟻です。 お金の歴史や仕組みを知ったからと言って、お金が稼げるわけでは ありませんが、知った上でどう付き合っていくかはしっかりと考えなければ なりません。 歴史は、繰り返されるべきして繰り返しているのです。

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