ヴィジョナリーズ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イギリス人による20世紀を代表するデザイナーのインタビュー集。日本での出版は2005年、インタビューは主に1998〜2000年が中心。 (今読むには古い情報の本です) 今読むと、みんなまだ若いのだ。マックイーンが生きている。ジャンニが殺され、ドナテラが引き継いだばかりのベルサーチ。川久保玲の「こぶドレス」、ガリアーノが一番輝いていた時期だったが、2011年には人種差別的な暴言をはいた彼はレジオン・ドヌール勲章を剥奪され、もはや世間は彼を忘れ去ろうとしている。サンローランも逝ってしまった。20世紀のファッションの歴史は幕を閉じ、21世紀となった今はヨーロッパのモードの文化はアメリカのビジネスになり、2014年04月現在、トム・フォードの同性婚が報じられている。(本の内容とはあまり関係がありません)2014年に読むには過去の話だなあと感じられるけれど、ああこんな時代があったなあと、懐かしく、眩しく。
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トップデザイナー23人へのインタビュー。 内容はちょっと古いけど、各人のキャラクターがわかって面白かった。
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少し古いですが、マルジェラのインタビューがよいです。 『デザイナーなどが提唱するのと異なる着こなしを発見したり、トレンドに踊らされない』お洒落がしたいです。
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ファッションデザインは自分の世界観形にする唯一のデザインだ と言ったら言い過ぎだろうか、でもそんな気がする。侑香
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哲学なんて大層なもんはいらない。 ビジネス、クリエイション、エゴ。 融合、バランス、ポジション。 要は、自分を信じられるかどうかだ。
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デザインにおける哲学は、その者の人生の哲学と言ってもいい。 僕らは人生をデザインする。 その哲学に、区切りとか括りなんてない。 ましてや、境界線もない。
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20世紀末現在でのトップデザイナーへのインタビュー集。目新しい内容ではないが、デザイナーのキャラクターを知りたい人にはオススメ。
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