ハートブレイク・レストラン の商品レビュー
帯を見て、失恋した人だけが入れるレストランのオムニバスストーリーかと思ったら、全く違った。 可愛いおばあちゃん、好き。 ただでさえ私はおばあちゃんこだったもん。 ほんわかミステリでゆっくり読めるいいお話でした。
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日常の謎連作短編。ここで登場する「安楽椅子探偵」役のハルさん、キャラクターがすっごく良いよ! ああしかし、この人の書くものだから何かしらの妙な設定があるだろうな、と思っていたら……なるほど、そうでしたか。 個人的に好きなのは、「走る目覚まし時計の謎」。私も寝起きは悪いのでこういう...
日常の謎連作短編。ここで登場する「安楽椅子探偵」役のハルさん、キャラクターがすっごく良いよ! ああしかし、この人の書くものだから何かしらの妙な設定があるだろうな、と思っていたら……なるほど、そうでしたか。 個人的に好きなのは、「走る目覚まし時計の謎」。私も寝起きは悪いのでこういう目覚まし時計が欲しい……というのはさておき。これぞ「日常の謎」見本じゃないかってくらいの些細な謎&手掛かり。でもまとまりがすっごく綺麗で、これにはやられたぞ。 全編通じての謎にもなるほど。ハルさんがわざわざ話しかけてきた理由、にはもう感服。
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謎解きファンタジー??笑 おばあちゃん可愛いです。 誰も解らなかった謎をするっと解いちゃうおばあちゃん、凄いです。 表紙から何となく予想はついてたけど・・・ 発想が凄い?かも。 少なくとも私には思いつきません(^ω^o)
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日常のちょっとした謎を解いていくもの。 ハルばあちゃんがなんとも素敵。 最後のほんわか終わるところが好きです。
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安楽椅子そのものを探偵にしてしまったことに比べれば、わりとありきたりな探偵かもしれないけど、1話目で探偵の正体を知ったときは主人公同様「顎が落ちた」状態でした。 ちょっといわくありげなレストランで、隅の老人ならぬ隅の御婆様が話だけを聞いて謎を解いていく。 ありがちといえば、ありが...
安楽椅子そのものを探偵にしてしまったことに比べれば、わりとありきたりな探偵かもしれないけど、1話目で探偵の正体を知ったときは主人公同様「顎が落ちた」状態でした。 ちょっといわくありげなレストランで、隅の老人ならぬ隅の御婆様が話だけを聞いて謎を解いていく。 ありがちといえば、ありがちだけれども。 この御婆様がなんとも良い味を出しています。 主人公は「うだつが上がらない」フリーランスのライター。 なぜか御婆様に気に入られて、仕事の面でも恋愛の面でもサポートを受けていく。 新しいものは、よくわからないなりにも、理解を示す御婆様。 なんだか、すべてが愛しいお話しです。
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かけだしライターの寺坂真以がいつも行くレストランには幽霊が出る。 かわいらしい髷を結ったハルさんに助けられながら身近におこった小さな事件を解決していくストーリー。事件とも言えない事件の謎解きは北村薫なんかにもあるね。 さらーっと楽しく読めた。 かけだしライターの寺坂真以...
かけだしライターの寺坂真以がいつも行くレストランには幽霊が出る。 かわいらしい髷を結ったハルさんに助けられながら身近におこった小さな事件を解決していくストーリー。事件とも言えない事件の謎解きは北村薫なんかにもあるね。 さらーっと楽しく読めた。 かけだしライターの寺坂真以がいつも行くレストランには幽霊が出る。 かわいらしい髷を結ったハルさんに助けられながら身近におこった小さな事件を解決していくストーリー。事件とも言えない事件の謎解きは北村薫なんかにもあるね。 さらーっと楽しく読めた。 作成日時 2007年03月27日 04:54
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推理小説にしては謎が物足りない感じかなって思いますが、こういう軽い本大好きです。誰も不幸にならなくて、ちょっと素敵な人たちが出てきて、ほんの少し風変わりで、きちんとほんわかできる。
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タイトルは、「ハートフル・レストラン」の方が合ってるかも。 登場人物がみんな愛おしくて、あったかくなります。 そしてちょっぴりミステリー。
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内容(「MARC」データベースより) 幸せな人は、入店お断り-? 「隅のお婆ちゃん」が解き明かす、不思議な恋愛ミステリー。「ケーキと指輪の問題」「走る目覚まし時計の問題」「不作法なストラップの問題」「靴紐と十五キロの問題」ほか、全6編を収録。
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・素晴らしい連作でした。こういうふんわかした雰囲気が大好きです。かわいいおばあちゃんの正体には、主人公同様目が点になりましたが。ラストは思わず「良かったねえ!」とにこにこしてしまいました。・『ハートブレイク・レストラン』というタイトルがまたいい。続編があるといいなあ。
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