ナポレオンに選ばれた男たち の商品レビュー
ナポレオンに仕えた元帥たちの人物伝。 といっても、ちゃんとした伝記ではなく、 生き様と要事での決断が主体となっている。 何人もいた元帥たちは、個性が強い者ばかり。 ナポレオンに対しても、様々な想いがある。 それを抱えながらも、いざ決断の時にどう行動するか。 丁寧に書かれていて面白...
ナポレオンに仕えた元帥たちの人物伝。 といっても、ちゃんとした伝記ではなく、 生き様と要事での決断が主体となっている。 何人もいた元帥たちは、個性が強い者ばかり。 ナポレオンに対しても、様々な想いがある。 それを抱えながらも、いざ決断の時にどう行動するか。 丁寧に書かれていて面白かったです。 特に、スウェーデン王となって、その血を現代にまで 繋いだ、ベルナドットの生涯は、波乱万丈です。 もっと詳しく知りたくなったほどです。 まあ、主題の“決断”に重きを置いているため、 略奪とか横領とか、いろいろ、いろいろ~な裏面は書いていませんね。 ちと残念。
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まず、突っ込みたいのは、タイトルにある「勝者の決断に学ぶ」という部分である。 著者か編集者か誰が付けたのか知らないが、彼らを「勝者」と一纏めにくくるのは如何なものかと疑問に思う。 今回読んで新たに興味を抱いたのは、マルモンとベルティエ、グルーシーである。理由は、今まで知らなか...
まず、突っ込みたいのは、タイトルにある「勝者の決断に学ぶ」という部分である。 著者か編集者か誰が付けたのか知らないが、彼らを「勝者」と一纏めにくくるのは如何なものかと疑問に思う。 今回読んで新たに興味を抱いたのは、マルモンとベルティエ、グルーシーである。理由は、今まで知らなかったためである。
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例えば織田信長や中国の三国時代に登場する英雄たちと、ナポレオンや配下の元帥たち比べると、日本での知名度は低い。それはナポレオンの戦いの軌跡を伝える小説や映画が圧倒的に少ないから。そういう意味ではこの本はなかなかに隙間産業的な面白さがあるんだけど、でも、ビジネス書籍にせよ小説にせよ...
例えば織田信長や中国の三国時代に登場する英雄たちと、ナポレオンや配下の元帥たち比べると、日本での知名度は低い。それはナポレオンの戦いの軌跡を伝える小説や映画が圧倒的に少ないから。そういう意味ではこの本はなかなかに隙間産業的な面白さがあるんだけど、でも、ビジネス書籍にせよ小説にせよ、ちょっと物足らない。まあ、ナポレオン配下の元帥について、ちょっと知りたいくらいの人には良いのではないだろうか?
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