マルコの夢 の商品レビュー
この人の小説を読んだの3冊目です。かなり、好きなタイプです。面白いです、大好き!巨大きのこの話。後半、どんどん奇妙な話になっていって、いいです。一気に読める、長さもいい。
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梨木香歩の「沼地のある森を抜けて」を読んだときも感じたけれど、生きている食材(?)って、考えると不思議だ。 食材に愛されれば、おいしいモノが作り出せるというのは理解できる気もするけど、“愛情”というより“怨念”的で怖い。 そういえば、家系的にそれ(「沼地〜」→ぬか床・「マルコ...
梨木香歩の「沼地のある森を抜けて」を読んだときも感じたけれど、生きている食材(?)って、考えると不思議だ。 食材に愛されれば、おいしいモノが作り出せるというのは理解できる気もするけど、“愛情”というより“怨念”的で怖い。 そういえば、家系的にそれ(「沼地〜」→ぬか床・「マルコ〜」→きのこ(菌糸?))を守るってのも似てるなぁ。 マルコ…… 私はきのこなんて大っ嫌い。見たくも聞きたくも触りたくもないし、想像するのもいやだけど、この本に出てくるマルコはちょっと口にしたくなった。
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2006.01. ふらふらぼんやりの一馬が幻のキノコ・マルコを追って・・・。あぁ、私もキノコの大きな傘の下にいるのかもしれない、そんな妙な幻想を抱いた。ふんわりほよほよな、気持ちいいテンポの文体がいい。
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